その顎の痛み、放っておかないで(その1)顎関節症をご存知ですか? - 一般歯科・歯の治療全般 - 専門家プロファイル

医療法人社団 吉翔会 吉本歯科医院 院長 歯学博士
香川県
歯科医師
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その顎の痛み、放っておかないで(その1)顎関節症をご存知ですか?

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顎の痛み 顎関節症

■ 顎関節症は誰でもなる可能性がある
■ 口が開かない人が増えている
■ 噛み合わせは虫歯治療でもあっけなく狂う
■ 矯正治療=噛み合わせが良くなる、ではない

戦後50年の日本人の急速な食生活の変化により顎の発達が悪くなり、顎の骨が小さくなってきたとお話しました。
顎の骨が小さくなったということは、顎の骨が成長できずに歯が生えてくるスペースが確保できなくなった状態です。

その結果、現代では歯がもともと28本あるはずなのに、26本しかないなどという先天性欠損(先欠)の人が
10人に1人という割合で急増しています。

私が、20年前に大学で教わった調査結果ではクラスに1人、
つまり40人に1人でした。

顎に歯が全部生え揃うスペースがないということは、

6人がけの椅子に8人が無理矢理座ろうとしている


ことと同じなので、上にはじかれる子がいたり、横に倒される子がいたりします。

その結果、飛び出してガタガタになった状態が、歯並びが崩れているという状態です。

出っ歯や、受け口、右にいったり、左にいったりバラバラに生えている状態です。

歯並びが悪くなるだけではありません。もっと深刻な問題があるのです。

それが今回お話する「顎関節症」です。

現代の若者は空前の「小顔ブーム」です。

顎がシュッと尖っており、頭も小さいです。

見た目はとてもかっこよく、そして美しいのです。

しかし、見た目がどんなによくても、機能が悪くてはどうでしょう?

どんなに見た目がかっこよくても、エンジンが壊れている車ではいかがでしょう?
長い人生を一緒に走ることは、できません。

根気が続かないのです。

若い頃は、気力や体力でなんとか持ちこたえることができても、底力が湧いてこないのです。

さあ、ここで私どもに相談にお越しになられる患者さんが実際にどのようなお悩みや症状を抱えているのかお話しましょう。

今からお話する症状を訴えられる9 割がお若い20代から30代の女性です。

あなたは、こんな症状が出ていませんか?

口を開けると顎が痛い 
■ いきなり口が開かなくなった
■ 顎関節が口を大きく開けるとカクンと音がする
■ 顎の音がカクカクなっていたのに急に音がならなくなった
■ 硬いものを噛むと顎が痛む
■ 噛めていないので胃がよく痛む
■ 顔の筋肉が動かない
■ 顔の筋肉がひきつる
■ 顎の関節が時々カクンとなる
■ 片方だけでしか噛めない
■ 軽く口を閉じると、片方しか当たらず、左右両方で噛もうとするとアゴがこねられる


これらの症状は全て顎の病気です。

一番多いのは、「口が開かなくなった!とにかくこの痛いのをなんとかして欲しい」というご相談です。


想像して下さい。

みなさんは、今普通に口を大きく開けて食事をすることができます。

しかし、顎関節症がひどい状態になると、ほんの2センチ口を開くだけでも左右の顎の関節に激痛が走るのです。

もちろんお寿司などの食事などとてもできません。
ひどい方になるとゼリー状のものを細いストローでチュウチュウ吸うのが限界な程度です。
これらの症状はほとんど噛み合わせの不具合から起こった病気です。

それが顎関節症といいます。

顎関節症、これはつまり顎がズレていることにより起こります。
顎のズレは全身を狂わせます。

噛み合わせが全身に及ぼす影響は意外にも知られていません。

頭痛
肩こり
しびれ
めまい
全身のだるさ
眠れない


などさまざまな不定愁訴を引き起こします。

このような噛み合わせの不具合、顎関節症は戦後50年に一気に増えた現代病です。

首の上には6キロ近い頭が乗っかっています。
6キロです。

この頭の部分と背骨を繋いでいるのが頚椎です。
この頚椎は7本の骨からなっています。

噛み合わせがズレると頚椎がズレやすくなります。
ご存知の通り首の頚椎には私達の体にとって重要な機能に関する大きな神経があります。
また脳に栄養を送っている血管もあります。

そこがズレると、どうなるか簡単に想像がつきます。
わずかな歯の噛み合わせが私達の体を良くも悪くも変えていくのです。

もちろん逆に足を骨折するといった体のバランスの不具合が噛み合わせまでも狂わせることがあります。
私の医院では、すべての治療に関してこの「噛み合わせが歯科治療には最も重要である
という基本的な考え方があります。

それは小さな虫歯治療ひとつとっても、同じです。
インプラント治療を考える時も、全く同じです。

噛み合わせのバランスを考えずに、表面的に見えている部分だけを治療しても、
走れる車にはならないのです。

見栄えはいいけれど、キチンと走れない車になってしまうのです。
将来必ず故障するか、他の健康な部分への悪影響が出てくるのです。
例えば虫歯が出来て歯を削ります。

ほんの数ミリですが、歯を削ることにより噛み合わせはズレて崩れてきます。
削った部分に補填する詰め物に選ぶ材質も大事です。

接着の技術によって外れにくい状態であっても、磨り減り方は材質によって全く変わってしまうのです。
簡単に磨り減るようなプラスチック素材を奥歯で力の掛かる部分に詰めてしまえば、将来必ず噛み合わせが崩れていきます。

それほど、怖いのです。
たかが、虫歯治療と考えてはいけないのです。
ほんの数ミリ削っただけで簡単に噛み合わせの高さは崩れてしまうのです。
毎回お伝えしておりますように、噛み合わせのバランスを崩すと、全身にまでその影響が出てまいります。




噛み合わせ専門歯科医院 香川県高松市 吉本歯科医院

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(香川県 / 歯科医師)
医療法人社団 吉翔会 吉本歯科医院 院長 歯学博士

噛み合わせ専門歯科。インプラント、矯正など質の高い治療を行う

香川県高松市にある歯科医院。四国ではかみ合わせ専門歯科医院の先駆け。インプラント治療に関しては世界3大メーカーのノーベルバイオケア社、スリーアイ社より、功績、実績をたたえトロフィーを授与。高度な医療を患者さんに提供するよう努めます。

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