- 森 和彦
- 有限会社プリベント
- ファイナンシャルプランナー
対象:保険設計・保険見直し
6歳未満幼児の自動車乗車中の死傷者は、平成元年を100とした指数で、平成9年は168と68%も増加しており、チャイルドシートの着用義務化は、この対策として実施されたものです。幼児がチャイルドシート非着用で事故にあえば、座席から飛び出し車内で体をぶつけたり、車外に放出されることがあるなど、きわめて危険です。
(財)交通事故総合分析センターが発表した「チャイルドシートの活用効果に関する調査研究」の中間報告でも、非着用は着用に比べ、致死率で 約4.5倍、重傷率で 約2.6倍であることがしめされています。
非着用が死亡につながった事例
抱かれていた母親とともに車外へ放出。幼児は死亡!車が右カーブでスリップ、縁石に衝突し横転。シートベルトを着用していた運転者と助手席同乗者は無傷だったが、非着用の母親と1歳の幼児は車外に投げ出された。母親は重症を負い、幼児は死亡。
着用が役立った事例
車両は大破。でも幼児は軽症!正面衝突で後部座席のシートベルト非着用の同乗者が車外に投げ出されて死亡。運転者は右腕骨折で2ヶ月の重傷。運転席が押しつぶされるほどの事故にもかかわらず、助手席に取り付けられたチャイルドシートに座っていた4歳の幼児は顔に軽症を負っただけ。幼児は着用を嫌がることもあるが、「チャイルドシートに座らなければ車に乗れない」くらいの断固たる態度で、使用を習慣化する必要がある。大人の同乗者はすべてシートベルトを着用し手本を示すのが前提ですね。
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