- 小坂 淳
- 株式会社環
- 東京都
- ウェブ解析士マスター
対象:ITコンサルティング
ボールを走らせ、相手を走らす
サッカーのEURO2008が終了しました。
優勝スペイン、準優勝ドイツ、3位にロシアとトルコという結果でしたが、
一次リーグで強かったオランダなどとあわせ「運動量」と「アイディア」「連動」などの
言葉がキーでした。
この「運動量」という言葉ですが、「動く量が多い」という意味では必ずしもないです。
「運動量が多い選手」というのは「攻守の大事な局面で頻繁に顔を出す選手」であり、
「運動量が多いチーム」というのは「常に数的優位を保ち、連動して攻守に力を発揮するチーム」
といっていいと思います。
よく言われる言葉が「ボールを走らせろ」「相手を走らせよ」といいます。
今年のJリーグを見ていても下位にいるチームは前半に走らされて後半にばてるという
パターンが多いようですし、強いチームは前にボールが「走り」それに連動して
選手がよく動いています。
これをビジネスの世界に例えると
・やみくもに訪問したり連絡するのではなく、刺さるアイディアをずばっと顧客に話せること
・自分たちで考えるのではなく、顧客も巻き込んで案件を進めること
が重要であると思います。
仕事時間が長いことがすばらしいことではなく、短時間にどれだけの運動量を発揮できるか
これが重要であると思います。