コミュニティの原点 - Webマーケティング全般 - 専門家プロファイル

袴田 剛史
株式会社スクロール360 ECコンサルタント
静岡県
Webプロデューサー

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閲覧数順 2024年04月24日更新

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コミュニティの原点

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  1. 法人・ビジネス
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売上を伸ばすために 広告・販促編

国内での普及が始まってから
 ブログは10年
 ツイッターは5年
 Facebookは3年
といったところでしょうか。

最近自分の周りでは、妙なコミュニティ熱やソーシャル熱は沈静化してきている感があります。
けれども、これらはもう効果がないのかというと、そんなことはないと思っていますので、
数回にわたり、コミュニティサイト、ソーシャルメディアの活用について
触れたいと思っています。

人には存在を認められたいという欲求がある

実はこれが、コミュニティサイトの原点であると思っています。

構ってもらえること

これがモチベーションです。

その最たるものがメール。
構ってらう、つまりは、返信があると思うから送り、そしてやり取りが生まれ、
最小単位のコミュニティが築かれる。

最近は、メールが届いたことを知らせてくれる便利なツールが当然なので、
「届いているかな?」「まだかな?」という気持ちで、受信ボックスを開くことは
少ないのかもしれませんが、
少なからずそういう気持ちでメールを待ったことが誰しもあると思います。

もしこのメールボックスがひとつのwebサイトであれば、
あなた自身は何度もアクセスするサイトであり、
もしかすると、最も多くアクセスしているサイトではありませんか?

なぜそんなにアクセスするのかと言えば、構ってもらっているからです。

このメールに近いのは、掲示板のような投稿サイトでしょう。
こちらも、自分が投稿したことに誰かが反応してくれたかどうか、
そのことが気になってアクセス回数を重ねることになります。
これもまた投稿に対してのレスポンスが構ってもらっているに該当します。

この「構ってもらえる」が、コミュニティ的サイトがコミュニティサイトとして存続し、
活性化する原点だと、少し言いたいことが伝わりましたでしょうか。

ではこの「構ってもらえる」は、果たして投稿へのレスポンスだけでしょうか。
もちろん、一対一に反応があることが理想でしょうけれど、企業が運営する場合、
すべての投稿に返信ができない、とか、ある人に返信をして他の人に返さないとなると
不平等な点が生まれ、それを指摘されたくはないため、なかなか一対一の対応は
難しくなりますね。

ではどうするべきか。
この「構ってもらえる」をじっくりと考えてみましょう。
一対一の反応ほどではないにしても、幾つかの方法があるはずです。

例えば、投票結果がわかるとか、例えば、ランキングがつくとか、
構ってもらえるというのは、このように
自分のアクションで何かが
起こる、変わる、評価される、

ということでもあるのです。
そして、もっとも企業にとって助かることは、そこにいるユーザー同士が
互いに構い合ってくれることかもしれませんね。
それが起これば、そのサイトは放っておいてもコミュニティになりえます。

ただし、その内容がどのようなことで取り交わされているのか、
反応が盛んだからといって、あちこちで炎上していては最悪ですから。
その点においての制御は必要になります。
(この制御については、またいずれ触れたいと思っています)

コミュニティの原点は、「構ってもらえること」
まず第一回目は、このことをお伝えしておきたいと思いました。


株式会社スクロール360
袴田 剛史 takeshi-hakamata@scroll.co.jp




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