こんにちは(^^♪
見えない気もちをビジュアル化する夫婦問題カウンセラー:中西由里です。
「私は家政婦じゃない」
と並ぶ、妻の不満といえば・・・
「私はあなたのお母さんじゃない」
確かに妻に母親を求める夫はいるんですよね。
特に幼少時に母親からの愛情を十分に感じることができなかった人は
・自分の中で作り上げた「理想の母親像」を妻に求めたり
・母親に対する欲求を妻に満たしてもらおうとしたり
・母親に対する不平不満を妻にぶつけてしまったりするんですよね。
ただ、夫が妻にお母さんを求めていなくても、妻からすれば
「お母さん代わりにされている」
と感じてしまうことも多いのです。
多くの男性は自分のためにたくさんの時間を使ってもらうことに愛情を感じます。
「妻がオレのために手間を惜しまず、時間を費やしてくれる」
ということに対して
「オレは愛されているんだなぁ」
としみじみ感じることができるんです。
夫婦の間に子どもが生まれたときに夫が浮気してしまうケースって結構ありますよね。
なにも、こんな大変なときに浮気せんでもよかろうと思いますけど・・・
でもあれは、これまで妻が自分のために使ってくれた手間も時間も、子どものために使われてしまうからなんです。
妻からの愛を感じられなくて寂しいんですよね。
「寂しいとか言ってる場合か~。おのれは、この子の父親だろ~が!一緒に子育てせんかい!!」
という声が聞こえてきそうですが(;^ω^)
男性って
「そんくらい自分でしろよ」
ということを妻にやってもらおうとするでしょう?
ミカンの皮すら自分でむかない夫もいるでしょう?
「むいてあるなら食うけど」
とかって言って。
タンスを開けりゃ、入ってるのに
「かぁさん、オレの着替えは?」
とか言うでしょう?
急須と魔法瓶が目の前にあるのに
「お茶」
とか言うでしょう?
身の回りのこまごまとした面倒なこと、みんな妻任せですよね。
きっと、そんなときですよね?
「私はあなたのお母さんじゃない」
なんて思ってしまうのは。
でも、夫がタテのものをヨコにもしないのは、妻が自分のために時間を使ってくれることで、愛されていると感じたいという理由もあるんです。
「妻にお母さんを求めている」
というよりも、夫が欲しい愛のカタチが「お母さんが子どもに注ぐ愛情」と似ているってことなんですよね(^。^;)
すべての女性をヒロインに
ふぃ~めぇる・みしま 代表 中西由里 でした。
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