- 辻畑 憲男
- 株式会社FPソリューション
- 東京都
- ファイナンシャルプランナー
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03-3523-2855
対象:お金と資産の運用
「株式や投資信託、外貨預金などはちょっと・・・。 だけど、銀行の預金よりも利回りが良く、元本が確保されている商品はないですか。」という相談を良く受けます。現状では「変動金利型10年満期個人向け国債」しかないでしょう。特長としては、普通預金定期預金よりも利回りが良く、定期預金のように金利が固定ではない(半年毎に適用利率の見直しがある)のでインフレに対応が出でき、日本国に元本、利息の支払いが約束されています。ただ、「日本がつぶれたら」と心配される方がいるかと思いますが、日本がだめになったら円が売られハイパーインフレになる可能性があるので円での預金も同じような結果になるでしょう。それでは国債(正式名称:国庫債券)とは何でしょうか。国債は、国が借金をするために発行する券です。よって、国債を買うということは、皆さんが国にお金を貸すということになります。銀行、証券会社などで買うことができます。
最後に注意点としては、購入したら10年間そのままにはしないことです。今後景気が良くなり金利が上昇し、その後景気が悪くなり金利が下がりだしたら固定金利の商品への変更を考えましょう。そのままにしていると利益が少なくなってしまう恐れがあります。途中換金の場合には、直近2回分の利子相当額がとられますが経済情勢により変更は必要になってきます。
<変動金利型10年満期個人向け国債>
満期 |
10年 |
金利タイプ |
変動金利 |
金利設定方法 |
基準金利(※2)×0.66% |
金利の下限 |
0.05% |
利子の受け取り |
半年毎に年2回 |
購入単位(販売価格) |
最低1万円から1万円単位(額面金額100円についき100円) |
償還金額 |
額面金額100円につき100円(中途換金も同じ) |
中途換金 |
発行後1年経過すれば、いつでも中途換金可能 直前2回分の各利子(税引前)相当額×0.79685が差し引かれます。 |
発行月 |
毎月(年12回) |
※1:基準金利は、利子計算期間開始日の前月までの最後に行われた10年固定金利付国債の入札(初回利子については募集期間開始日までの最後に行われた入札)における平均落札利回り。
このコラムの執筆専門家
- 辻畑 憲男
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 株式会社FPソリューション
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「豊かに楽しく暮らす」をテーマに、夢、ライフプランを考えながら、お金のみならず人生全般の応援をしていきたいと考えています。一生に一度の人生です。常に楽しく暮らして行きたいものですね。そんなことを考えながら皆様とお付き合いしていきます。
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