- 長谷川 進
- 神奈川県
- 経営コンサルタント
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対象:経営コンサルティング
- 戸村 智憲
- (経営コンサルタント ジャーナリスト 講師)
今日はインターネットについてのお話です。
インターネットのアドレスなどを管理する国際団体ICANN(Internet Corporation for Assigned Names and Numbers)は、日本時間の2008年6月27日、ドメイン名の命名方法の大幅な改正案を承認したと発表しました。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080627/309605/
ICANNはこの改正案について、「インターネットが始まってからの40年間で最大」と表現しており、最も影響が大きいのは、トップ・レベル・ドメイン(gTLD)を自由に選択できるようになることです。
現在、gTLDとして利用できるのは、「com」「org」「info」といった21種類だけ。これに対し、今回承認された改正案では、新しいドメイン名を申請者自身が自由に選べるようになるとのことです。
旅行業者なら「.travel」、地名をベースに「.tokyo」などのドメイン名が利用できるようになります。
このドメイン名を自由に選べるというのは、確かにユーザーにとって影響が大きいですよね。
それ以上に、この改正に付随する新しいインターネットビジネスの盛り上がりが起こるのでしょう。
ドメイン名が自由に申請できるようになることによる、「ドメインコンサルタント」なんていうビジネスはありでしょうね。
「御社のビジネスに合ったドメイン名はこれです」なんていうのを考えたりとか、ドメイン名とブランド戦略をからめながら考えるとか、いろいろビジネスがありそうです。
この改正に伴い、新種のインターネット詐欺やセキュリティトラブルが発生するでしょうから、それに対するセキュリティビジネスなんていうのは、当然出てくるでしょうね。
しばらくはこの改正案に関する話題に注目です。
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このコラムの執筆専門家
- 長谷川 進
- (神奈川県 / 経営コンサルタント)
新規事業成功の鍵は、リスクヘッジを考えた事業戦略策定にあり
日本アイ・ビー・エム在籍時の15年間に多数のITプロジェクトに参画しました。その経験から、「新規事業が失敗する場合の多くは、構想段階に問題がある」と考え、リスクヘッジを根底においた事業戦略の策定、プランニングを行っております。
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