- 吉野 充巨
- オフィスマイエフ・ピー 代表
- 東京都
- ファイナンシャルプランナー
対象:家計・ライフプラン
一方、法定後見の申立件数は約90,000件、任意後見契約の登記は約15,000に過ぎません。本来後見人を必要とされている件数から観て、極めて少ないのが実態です。これは社会的認知の遅れと、「第三者後見人」の供給が少ないために、後見人でない家族や本人が契約をしていることを示しています。ちなみにドイツでは150万人の「名誉世話人」(法定後見人と同)がいます。この様な中、平成17年の介護保険制度の改正により、本年5月から包括支援センターの立ち上げや、権利擁護センターの開設が急ピッチで進められています。