新人店長は「出来ているところ」を先に聴こう - 人材育成全般 - 専門家プロファイル

松下 雅憲
株式会社PEOPLE&PLACE(ピープルアンドプレイス) 代表取締役
東京都
店長育成・販売促進ナビゲーター

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対象:人材育成

中沢 努
中沢 努
(コンサルタント・研修講師・講演講師)

閲覧数順 2016年12月08日更新

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新人店長は「出来ているところ」を先に聴こう

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「今の進捗度は、ゴールに対して何%くらいだと思いますか?」
「う~ん、30%くらいですね~。全然ダメですね・・・」
「では、その30%は、どう言うことが出来ていますか?そして、それはなぜ出来たのでしょうか?」

たとえ30%しかできていないと思っても、その30%の出来ているところを承認され、興味を持たれ、その要因を質問されたら嬉しくなりませんか?たとえ30%しか出来ていなくても、その30%には苦労や工夫や努力があったはずです。そこをもう一度見つめ直すと、次に向かいエネルギーが高まります。しかし・・・

「今の進捗度は、ゴールに対して何%くらいだと思いますか?」
「う~ん、30%くらいですね~。全然ダメですね・・・」
「なぜ、まだ30%なんですか?なぜ、残りの70%は出来ていないのですか?」

もし、「最初に」こう聴かれたらいかがでしょうか?
もちろん、出来ていない70%を分析し改善計画を考えることは重要です。しかし、いきなりこれを聴かれると、出来ていない部分に取り組む「エネルギー」「意欲」「モチベーション」はどうなるでしょうか?私ならば、やる気を無くします。出来る方法を見つけていたとしても、やりたくなくなるのです。

ひとは自分がされたら本当は嬉しいことをひとにはしないことがよくあります。おかしいですよね。まずは、出来ているところの分析から始めませんか。すると、なぜここまでできたのかを見直すことになります。そこには「実績」があります。「実績」の大きい小さいは関係ありません。たとえ1%であっても、そこを見つめ直すのです。そこには、2%にするためのヒントが隠れています。もしかしたら、この1%の中身にこだわっていてはダメなのかも知れません。そう言う反省や作戦の見直しも、出来ているところを振り返るから見えてくるのです。

売上分析でも同じです。「なぜ売れなかったか?」よりも「なぜ売れたか?」をもっと分析する方が良いのです。プロ野球の野村監督に「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」と言う名言があります。この名言は、松浦静山が書いた剣術書からの引用だそうですが、これを勘違いして、「勝ったときはその要因は分析せずに、負けたときだけ分析する」と理解している人がいます。違うのです。「勝ったときも負けたときも必ずそこに繋がる要因がある。それをよく分析しよう。」と言うことを言っておられるのです。

しかし、私たちはついつい出来ていないところにばかり目が行ってしまいます。反省すればそれで安心してしまうのです。(「反省」については、また後日語りますね。)出来ていても出来ていなくても、この後は(100%では無い限り)必ず「出来るためにはどうするのか?」「次はどうするのか?」と言うテーマがやってきます。30%でOKではないのです。その時は、「出来ていない分析」よりも「出来ている分析」の方が、次に繋がる要素がたくさん出てきます。

たくさん出てくるのは「エネルギー」「意欲」「モチベーション」が高まっているからです。それらをひとしきり高めてから、今度は「来ていない分析」をして、不足部分を求め、停滞原因を把握し、失敗原因を反省すれば良いのです。「エネルギー」「意欲」「モチベーション」が高まっていたらこの「反省」も気分低下には繋がりません。

さて、あなたは店長として、どちらの質問を先にしていますか?
そして、あなたはどちらを先に聴いて欲しいですか?

 

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