こんにちは(^^♪
見えない気もちをビジュアル化する夫婦問題カウンセラー:中西由里です。
テレビ、雑誌、ウェブマガジンなどで特集が組まれている「妻だけED」。
家族になりすぎてしまったことで、妻を女性として見ることが出来なくなったことが原因だとされることが多いようです。
実は、それ以外にも原因はあります。
男性はとってもデリケートなんです。
私はクライアントさまに
「男性は想像以上に傷つきやすいんですよ」
「男性は砂糖菓子のように脆くて崩れやすいんですよ」
「男性はガラス細工のように繊細で、ちょっとのことですぐ壊れちゃうんですよ」
と、よくお伝えしています。
(注)デリケートなのはメンタル面のことですよ。
そんなデリケートな男性がもっとも傷つきやすいのは、性的欲求が高まったときなんです。
ですから妻が夫からの誘いを断ると、それだけで自分の存在を
「拒絶された」
と感じてしまうんです。
妻から断られることが何度か重なると、妻に対して性的な興奮を覚えただけで、そのときの痛みを思い出してしまうんです。
男性は女性に比べて性的な欲求、性的な衝動が強いです。
ですから性に関することを考える時間も、その分長くなります。
そのため欲求を満たすことができなければ、絶望感を味わう時間も長くなってしまうんです。
それは女性が思う以上に辛いことなんです。
そんな経緯を経て、夫は自分を拒絶する妻にだんだん魅力を感じることが出来なくなっていきます。
魅力を感じて性的欲求を抱けば、また傷つくことになってしまいますからね。
でも性的な欲求がなくなるわけではありません。
だから断られる心配のない女性や、断られても傷つかない女性に性的な関心を寄せてしまうんです。
(つまり妻のことが好きだから、妻に断られるのが傷つくということなんですね。どうでもいい女性に断られたときのショックとは比べ物にならないってことなんでしょうね)
「妻だけED」に傷つく女性は多いですが、妻が傷つく前に、夫が深く傷ついている可能性は大いにあります。
そんなつもりなく言った言葉で、夫に「拒絶された」という痛みを与えているかもしれないんです。
夫からの求めを断るときには、これ以上ないというくらいの優しい気遣いが必要です。
すべての女性をヒロインに
ふぃ~めぇる・みしま 代表 中西由里 でした。
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