科学で実証された 口角を上げる効用

● 科学で実証された 口角を上げる効用

こんにちは。加藤ひとみです。

ずいぶん前ですが、塾生Ｓさんから

「今日のラジオで
【口角を上げ笑顔を造るだけで、脳の前頭葉に働きかけて
ナチュラルにプラス思考になれる！】
と言うことが科学的に実証されたようです！」

というメールを頂きました。

笑顔が脳に良い影響を与える、ということは知っておりましたが、
具体的に『口角を上げる』 という言葉に、
すごいと思い、色々と調べてみました。

以前、ＮＨＫのある番組で、
脳科学者の茂木健一郎さんが、
前頭葉の働きについて、興味深い話をしていたようです。

わたくしは残念ながらその番組を観られなかったが、
その話や自分なりに調べたことをまとめてみると・・・

前頭葉というのは、
大脳半球の中心を左右に走る溝から前方の部分にあり、
思考・自発性（やる気）・感情・性格・理性などの中心となる
いわば、脳の司令塔。

この部分が活性化されるとポジティブ思考が生まれ
アイデアがどんどん生まれてくるのだという。


顔は脳の窓と言われます。

脳が嬉しいと思うと自然に笑顔になる。
これはわたくしたちは当たり前のことと思っていますね。

逆に、顔を笑顔にすると、脳が影響を受ける。
これを『エンボディメント』というそう。

これってすごいことですよね

そういえば、
眉間にシワを寄せて口角が下がった人には
誰も近づきたいと思いませんよね？

これは、
表情の暗い人はあらぬことを考えている可能性がある、
もしかして自分に危害を加えるかもしれない、
という動物的な自己防衛反応なのではないかと。

逆に口角が上がって楽しそうな顔の人には
なんとなく近づきたくなる。

この人は前向き、脳も健全でよい思考を持っている。
だから私にもよい影響を与えてくれるだろう、
そしてこの人は自分に危害を加えない。

と、無意識のうちに判断するのでしょう。

またこの前頭葉というのが素晴らしく、
起きている時に一生懸命考えると、前頭葉が寝ている間に
ひらめきを生みだしてくれる、というのです。

正確には、
起きている間に一生懸命考えると、前頭葉が準備をしてくれて、
寝ている間に側頭葉の中で情報が整理されてひらめきがうまれる。

側頭葉というのは、知識と経験が蓄えられる場所。
前頭葉の優先順位の指示に従って無意識のうちにひらめきを
うみ出してくれるわけですね。


茂木さんいわく、

「私は寝る前にはポジティブなことを考えるようにしている。
寝る前に暗いことを考えたらいけない。
自分の無意識を最大限活用する。
笑顔を作るだけで脳が楽観的になってよく働くようになる。
前頭葉は楽観的でないとうまく働かない。」



笑顔＝口角を上げること。


ということはですね、

『どんなに辛いことがあって、気持ちが落ち込んでいても
少なくとも、口角トレーニングをする時間の間は
気持ちがポジティブに向く』

ということなんです。


わたくしのトレーニングのほとんどが
笑顔を作る筋肉を基盤に考えております。


トレーニング中は少なくとも、前向きな気持ちになっている。
そして、それが前頭葉を活性化することにつながる

イコールぼけ防止（？）にも良い。


美しく若返りながら、精神もコントロールでき、
また前向きな人には人がどんどん引きつけられてくるから
自分の人生を楽しくする人間関係もどんどん生まれてくる・・・

まさにプラスへプラスへとすべてが良い方向にいく・・・・


それくらい、笑顔を作る、そして笑顔が自然と作れるような
顔の筋肉を育む、ということは
自分の人生をも良い方向に持っていくことができるほど
すごい力のあるトレーニングだということ。


表情筋トレーニングを実践することで
塾生さんみんなが顔が若返るだけでなく、
人生そのものまで豊かになって頂ければ嬉しいなぁ・・・

と塾長は思います。

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