七草粥☆ - コラム - 専門家プロファイル

川上 美佐
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閲覧数順 2024年04月24日更新

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七草粥☆

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七草粥の七草とは?

一般的に、七草粥の七草は「春の七草」をさします。

春の七草とは、次の7つのものです。

・芹(せり)…水辺の山菜で香りがよく、食欲が増進します。

・薺(なずな)…ペンペン草とも言います。江戸時代に人気があった食材です。

・御形(ごぎょう)…別称は母子草といい風邪予防や解熱に効果があります。

・縷(はこべら)…目によいビタミンAが豊富で、腹痛の薬にもなります。

・仏の座(ほとけのざ)…別称はタビラコ。食物繊維が豊富です。

・菘(すずな)…蕪(かぶ)のこと。ビタミンが豊富です。

・蘿蔔(すずしろ)…大根のことで、消化を助け、風邪の予防にもなります。


なのだそうです。

七草粥は正月行事として定着していますが、本来は1月7日の「人日(じんじつ)」の日に行われる「人日の節句」の行事で、五節句のひとつです。

人日とは文字通り "人の日"という意味で、中国の前漢の時代に、元日は鶏、2日は狗(犬)、3日は猪、4日は羊、5日は牛、6日は馬、7日は人の日としてそれぞれの占いをたて、8日に穀を占って新年の運勢をみていたことに由来します。さらに唐の時代には、人日の日に「七種菜羹(ななしゅさいのかん)」という7種類の若菜を入れた汁物を食べて、無病息災を願うようになりました。羹はあつもの、汁という意味です。また、官吏昇進を1月7日に決めたことから、その日の朝に七種菜羹を食べ、立身出世を願ったといいます。


若菜を食べて、自然界から新しい生命力をいただきます。 この風習が日本へ伝来し、年のはじめに若菜を摘んで頂戴し自然界から新しい生命力をいただく「若草摘み」という日本古来の風習と結びついて「七草粥」となり、平安時代の宮中行事として七草粥を食べるようになります。

さらに、江戸時代に「人日の節句」(七草の節句)として五節句※のひとつに定められ、定着していきました。

また、7日といえば松の内(一般的には1月1日~1月7日)の最後の日にあたります。七草粥が定着した背景には、お正月のご馳走に疲れた胃腸をいたわり、青菜の不足しがちな冬場の栄養補給をする効用もあり、この日に七草粥を食べることで、新年の無病息災を願うようになりました。

(オールアバウトより)

今年一年、健康で過ごせますように