新人店長は「率先垂範」してはいけない - 人材育成全般 - 専門家プロファイル

松下 雅憲
株式会社PEOPLE&PLACE(ピープルアンドプレイス) 代表取締役
東京都
店長育成・販売促進ナビゲーター

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対象:人材育成

中沢 努
中沢 努
(コンサルタント・研修講師・講演講師)

閲覧数順 2016年12月09日更新

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新人店長は「率先垂範」してはいけない

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「さあ、では僕と一緒にやってみましょう。僕が出来るんですからあなたも出来ますよ。大丈夫です!」

店長のリーダーシップの表現方法は、色々あって良いのですが、この店長は、いわゆる率先垂範式でも、バックアップ式でも無く、言えば「伴走式」という感じのリーダーシップです。

この店長が普段から行っている「伴走式」というリーダーシップは、率先垂範式のように、先にドンドンやって、手本を示してから、「さあ、ここまで来い!」と部下がそこに追いつくように頑張らせる方式と、部下の後ろについて、背中を押しながら「さあ、もう少しだガンバレ~」と励ますバックアップ式の、良いところを取ったハイブリット型のリーダーシップです。

自分が手本を示しながらすぐにその場でやらせてみる。決して先にドンドン進むわけでは無い。けれど、後ろから押すのでは無く、横について相手のペースに合わせて一緒に進むので、部下が息を切らせることは無い。そう言う現代的な方式です。

この伴走式の利点は、このペースメーカー的な所と、見本を少しずつ示されるので、少しずつでも前進して行く達成感にあります。最近の若者は、とにかく自分のペースを大切にします。あまり無理をしません。なので、店長がドンドン先に行くと、どうぞ先に行って下さいと言って、追いついてこようとしません。また、後ろからドンドン押されると、すぐ苦しくなって息が上がってしまうのです。

「小さな目標+小さな見本+小さな達成感」をマイペースでやっていく。一見結構手間が掛かって面倒な感じなのですが、歩みは遅くても、着実に成長していけるので、新店舗なのでグループトレーニングをするときなどは非常に有効です。ドンドン先に行きたいスタッフは、そうさせて置いて、一番遅いペースのスタッフについて前進して行けば良いのです。伴走していると、早く言ったスタッフにも目が届きます。後ろからひとりひとりにバックアップをしていると先頭者が眼に入らなくなってしまうし、自分が飛び出すと一番しんがりのスタッフは全く付いて来られずに、脱落してしまいます。

私自身は、率先垂範のリーダーの元で育ち(そう言う時代でした)、自分がリーダーの時は、バックアップ式で背中を押すことが自分のスタイルとしてやってきました。しかし、今は今の時代の若者がいます。そこにうまく合わせていかないと彼らを育てることが出来ません。

「小さな目標+小さな見本+小さな達成感」を横で一緒に走って彼らのペースに合わせて育てていく。現代っ子へのトレーニングは、この方法がオススメですよ。

 

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