退職した年金生活者にとってインフレは最大の脅威 - 資産運用・管理 - 専門家プロファイル

前田 紳詞
代表取締役
ファイナンシャルプランナー

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対象:お金と資産の運用

柴垣 和哉
(ファイナンシャルプランナー)

閲覧数順 2024年04月18日更新

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退職した年金生活者にとってインフレは最大の脅威

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ファイナンシャルプランナーが教えるシリーズ 役に立つ”偉人達のお言葉”
人を中心に置いて経済・社会について考える”社会生態学”の父、ピーター・F・ドラッカーのお言葉。

退職した年金生活者にとってインフレは最大の脅威である

ダイヤモンド社出版 P・F・ドラッカー著 上田惇生訳「ドラッカー365の金言」より

日本でもインフレ(物価上昇)が始まりました。日本はインフレが世界から遅れて始まったところです。

今後、少子高齢化で年金生活者がドンドン増えていきます。インフレが日本社会に与える影響は絶大です。

そうするとそれまで貯めた資産の実質価値はどんどん目減りしていきます。

安全性重視で預金にしていても預金金利よりもインフレ率(物価上昇)の方が高いため実質マイナスになります。

例えば定期預金金利が1%でも物価が2%上がったらマイナス1%になります。

ちなみに日本のインフレ率は1%代になってきましたが、年末には2%に行くのではないかと予想しています。

世界の先進国では平均 3〜4%ぐらいです。新興国では5%以上が普通です。
日本は世界的にもまだまだ低い状態なのです。

これに対抗するためにも

経済の知識教育、すなわち

経済知力を身につけること



インフレに負けない

資産形成・保全を実施すること。



が重要になってきます。

ドラッカー学会 学会員 前田紳詞