バスルームなど設備がからむ空間について、戸建の個人住宅では既製品にとらわれず自由な設計が実現できることが、大規模なマンションなど集合住宅の設計では、限られた空間、施工性、メンテナンス、コストなど様々な条件から、「ユニットバス」「システムバス」と呼ばれる既製品を使っての設計になるのですが、各メーカーから様々な機能がついた製品や限られた空間でもフレキシブルに仕様が変更できる製品など、「システムバス」といっても実際にはかなり幅広いバリエーションが存在しています。
そんな数多く存在する「システムバス」の中から、先日、私が設計にかかわるマンションのプロジェクトで仕様設定したのが写真の松下電工「i-X」という新シリーズ。
バスルームを構成する各パーツが非常にシンプルなデザインで空間全体がまとめられているのですが、けしてチープな雰囲気はなく、「シャープでカッコイイ」という印象です。
ジャグジーやライティング、TVや音楽などの機能もプラスすればモダンでラグジュアリーなバスルームも実現できます。
●日常をお伝えしているブログ酒井正人Design Diary
このコラムの執筆専門家
- 酒井 正人
- (東京都 / 建築家)
- サカイデザインネットワーク有限会社 取締役社長
住む人の手が触れる場所から、建物へ、街へと心地良さを拡げたい
設計手法・デザインの発想は「内側から外側へ」・・・建物という器だけをつくるのではなく、私達が暮らす場である生活空間の細部から生活環境全体のデザインを追求し「心地よさ」をご提案しています。
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