思い切ってハワイ親子留学、行ってみたら…_ハワイの我が家へ到着 - 海外留学・ホームステイ - 専門家プロファイル

ハワイ親子留学Do famiry!~ke kokua~るんまま櫻井
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思い切ってハワイ親子留学、行ってみたら…_ハワイの我が家へ到着

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ハワイ親子留学!自己手配の方のための個別

空港から20分。見なれたワイキキの街並みがどんどん近づいてきました。

間もなくして馴染みあるワイキキの目抜き通りから

一本山側のクヒオ通りへと車は進み、背の高い高層ビルの車寄せへと入っていきました。

 

車から降りると、ロビーの周りには長年住んでいる住人のような人や

これまた一目見て観光客とわかる団体が入り混じって各々の時間を楽しんでいました。

 

「ほら、ここがあなた達の滞在するコンドよ。

とても高層階だからお子さんが一人でラナイ(ベランダ)へは出ないように気をつけてね。」

 

私は息子をAさん夫妻に見てもらいながら荷物を降ろして

ひと段落は良かったけれど、当然のようにお迎えに出てきているはずの

お部屋のオーナーさんが見当たりません。

そこで恐らくオーナーさんもご存知のAさんが連絡をしてくれました。

その間、私と息子は今まで知っているハワイの雰囲気との違いを感じていました。

 

正直、ハワイに来てこのような「コンドミニアム」タイプの宿に泊まるのは初めてです。

たいてい、クヒオ通りではなくてカラカウア通り、

すなわちワイキキビーチ側のホテルか、ヒルトンハワイアンビレッジ側か。

いわゆる観光客が好んで使う宿周辺しかワイキキを歩いたことがなかったなと実感しました。

 

ザ・観光、というよりはまさしく、「生活するように滞在する」のだな、

と思うとこれから1カ月余りの日々を過ごす滞在先への妄想がどんどん膨らんできます。

 

そうこうしていると、Aさんから告げられたショックな言葉。

「庸子さん, 私はここであなたの滞在先のお世話をしてくれる人を紹介したいのだけど、

彼は今、病気で出てこられないの。 

代わりに鍵を預かっている人がいるからその人についていって部屋に入ってね。」

日本のエージェントなら有り得ない事だと思いました。

私が今日、この時間にここに来ることは分かっているはず。

どうやら、Aさんは鍵はどこにあるのか? 誰が案内する?で、かなりもめていた気配でした。

あまりにも不安で、私は尋ねました。

「私が借りる部屋は決まっているのですか?」

ここにきて、部屋に入れなければ困る。

チェックインの時間も事前に何度も確認して、

コンドミニアム到着が大体お昼前だからすぐに入れるようにしておく、と

日本のエージェントは言っていたからです。

 

ここまでハワイ到着から数時間が経過。

既に私と息子の疲労は最高潮に達していました。

そんなところへTシャツに短パン、ド金髪だけど、どこからみても日本人の

若い女子が一人、私たちの前に現れました。

「庸子さんですか?」

南国で学ぶ留学生の雰囲気たっぷりの彼女に普通に

日本語で名前を呼ばれて少しリラックスしたのもつかの間、

Aさんもようやく私たちを引き渡すことが出来たのを確認するやいなや、

ご主人様と目配せしてそのまま車に乗り込もうとしたので慌てて呼び止めました。

「Aさんは留学のコーディネーターなら、部屋に入るのも立会ってくれますよね?」

それは、私の考えでは当然のことでした。

コーディネーターの仕事はこちらでの留学生活全般だと思っているからです。

日本のエージェントには「あちらであれこれ、お世話してくれる人がAさんです。」

と、紹介されていたらそう考えるのは自然な事。

だからまだお部屋の確認もしていないのに、Aさん夫妻が立ち去ろうとした時は驚きました。

 

そんな私の問いかけに対し、Aさんは笑顔で

「いいえ、私は学校のコーディネイトはするけれど滞在先はまた別なの。それじゃ、明日ね。」

 

なんだか腑に落ちない、すっきりしない気持ちになりました。

 

・・・もし、この滞在先で何かあったら、私は誰を通じて話をすればよいのかしら。

・・・何か困ったときに相談する相手はハワイには誰も居ないってことなのかしら。

 

そんな不安な気持ちでいっぱいになりつつも、

学生風のオーナーの代理、という彼女に連れられて高層階のお部屋へと案内されました。

 

「今回のお部屋、先日キッチンの一部を改装したばかりです。

眺めも抜群ですよ!って、オーナーが言っています。」

・・・話を聞きながら、やっぱり腑に落ちない私。

 

そこで、出迎えた彼女に聞いてみました。

「本来ならば、オーナーが部屋を案内してくれるのよね? 

部屋を知っている人が案内してくれるのが普通よね? 

あなたはどういう関係なの?」

すると、学生風の彼女。

「あ、今、オーナーの部屋に住んでいて、

今日の庸子さんの件については鍵を預かってきているから大丈夫です。

部屋は見たことないけど。オーナーはこのコンドミニアムにたくさん部屋を持っているから。」

どういう関係の方が来ようと私が知ったことではないにしろ、

お客様を通そうとしている部屋を案内している人が

その部屋を見たことがないってどういうことなのだろうか。

この時点で、日本のエージェントへの不信感が芽生えてきました。

 

現地で頼りになるコーディネーターは生活の部分については関知しない。

私はそんなことは聞いてなかったし、

かといって誰が生活の部分のフォローをしてくれるのか、

日本のエージェントに確認しなかった事に気付きました。

私の中の「世間一般ならこれくらいは当たり前」という思い込みが

いけなかったと反省しました。

そして今後部屋のことはアメリカ人である部屋のオーナーと

直接やり取りすることになるのだ・・・その時、初めて理解しました。

 

室内は、一通り掃除は済ませてりましたが、

食器棚やキッチンの隅には小さなゴキブリの死骸があり、

今まで滞在していたことのある部屋とのギャップはものすごくショックでした。

 

そして賃貸料のことについてもショックでした。

この時は知りませんでしたが、個人で直接オーナーに賃貸の交渉をするのと、

エージェントを通すのとではかなりの金額の差があるということ。

常識で考えれば仲介が入れば賃貸料が上がるのは当たり前ですが、

後ほどこの建物にくわしい人から聞いたところによれば、

相場の2倍近い金額で滞在していたようで、

知らないとは怖いことなのだと思い知りました。

 

いつものホテルのような部屋とは違うのを感じている息子。

ちょっとビクビクした様子でしたが、高層階のラナイから見える素敵な景色に大満足。

早速日本から持ってきたおもちゃを手に一人で遊びだしました。

子供って本当に順応性が高い。そして、見るもの、触れるものすべてが新鮮に感じている様子。 

子どものピュアな心=この場を楽しもうとする心に疲れ気味だった私も癒されました。