住宅ローン：フラット３５の融資率を１０割に引き上げる特例処置について

元銀行員で、ＦＰ１級の借入対策コンサルタントの渕本です。


住宅金融支援機構の住宅ローン：フラット３５

現在は、融資率の上限が、９割となっていますが、

国土交通省が、平成２５年度補正予算案として、

■ 住宅ローン：フラット３５の融資率を１０割へ引き上げ

という報道がありました。

同時に、住宅ローン：フラット３５の融資率が１０割の場合には、金利が上乗せされる方針のようです。



消費税増税後の住宅販売を下支えするためのようですが。。。

■ 自己資金（頭金）がなくても、自宅が購入できる

とお考えのケースは、危険であると考えます。


住宅ローン：フラット３５の融資率１０割で、自宅を取得出来ても。。。

将来、収入が減少したり、教育資金などで融資が必要になるような場合に、対応ができないという可能性があるからですね。


住宅ローン：フラット３５で、融資率１０割を利用する場合は、

■ 自己資金（頭金）はあるものの、不測の事態に備えて手元に置いておく

という場合にした方が、ベターであると考えます。


焦って、自宅を購入して、結局、自宅を手放さざるを得ないというケース

こういう事態を避けるためにも、しっかりとした資金計画をしてください。

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