- 小坂 淳
- 株式会社環
- 東京都
- ウェブ解析士マスター
対象:ITコンサルティング
民間の常識を役所にも(タクシーチケット問題)
居酒屋タクシーや過度な深夜タクシー(本当に深夜だったのかもあやしいですが)の問題がとり立たされています。
異常な接待や予算のずさんな管理もそうなのですが、私が一つ疑問に思うこと。
それは「なぜ公務員は平でもタクシーチケットをもっているのか」ということです。
私も過去に色々な仕事をしましたが、タクシーチケットは
・個人管理ではない。(総務などの部署が統括していて、使う場合は事前に要請してもらう)
・業務のみで使う。(帰宅は業務ではない。営業時などのみに使うもの)
・事前申請もしくは立替清算で処理する。(もしタクシーを使ったら、個人が立て替えて、それを上司に申請するのが普通)
・タクシーチケットの利用実績の精査(総務などの部署がタクシーチケットの履歴を精査し、駄目なものははじく)
という使い方を本来されるものです。
この4点がなぜ役所では実施されていないのかというのが非常に疑問です。
また、こんなに終電にも間に合わない残業が多ければ、
普通は「仕事の割り振りを変える」「朝の出勤を早くする」などもっと効率のいい対処法はあるはずです。
世間の目は「本当に仕事をしていたのか?飲んでいたのではないか?」
「そんなに残業が必要だったのか?」「本当に終電がなかったのか?」など
疑念を持っています。
私の友人にも役人はいますので、あまり不信の目で見たくはないですが、
襟を正して欲しいものです。
・タクシーチケットの利用全廃(全て申請・清算にする)
・タクシーでの帰宅は原則禁止(終電逃したら泊まるか「自腹で帰る」のどちらか)
・終電以降にならないような業務管理の徹底
・やむなくタクシーチケットを使う場合は翌日には上司に申請し、
「なぜ使ったのか」「どこからどこまで何時ごろにつかったのか」を届けて
本人と上司の責任で処理する。
を望みたいものです。