- 小坂 淳
- 株式会社環
- 東京都
- ウェブ解析士マスター
対象:ホームページ・Web制作
- 原島 洋
- (Webプロデューサー)
- 井上 みやび子
- (Webエンジニア)
アクセス数にかかるコスト
「アクセス数は多いほうがいい」「検索エンジン順位は何でも高いほうがいい」
一見するともっともらいし話ですが、実はそうでもないケースがあります。
アクセス数は多いほうがいい?
アクセス数が多いということは多くのユーザが訪れていることが多く、
興味も高いと一般的にはいえます。
ただ「アクセス数」には「コストがかかっている」ことを見過ごしてはいけません。
・サーバーの負荷が増える:サーバーの動作が遅くなったり、増強する必要が生じたりする。
・色々なサービスの価格が増える:アクセス解析もその一つです。
・集客にかかるコスト:SEOやSEMのコスト、アフィリエイトのコストなど
通常の企業と同じく「売上は大いに越したことはないけど、コストパフォーマンスが重要」ということです。
検索エンジン順位は何でも高いほうがいい?
これは結構「うそ」であることが多いです。
直帰率というコトバがありますが、
訪れたユーザのうち1ページだけで帰ってしまった人の割合です。
これが高いキーワードでの集客は無駄ではありませんが、
コストパフォーマンスが悪いことが多いです。
特にリスティング広告の入札を見ていると「こんなキーワードかってどうするんだろう」
というケースが多々ありますが、SEOも同様です。
アクセス解析等で問合せや注文などのコンバージョンにつながる
キーワードを把握し、そのキーワード・フレーズの順位をあげていかないと何の意味もありません。
(目的ページフィルタリング解析などが重要です。)
アクセス数や検索エンジン順位に一喜一憂せず、その先にある本来の目的を忘れないようにしてください。
アクセス解析「シビラ」