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閲覧数順 2024年04月17日更新

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思い切ってハワイ親子留学、行ってみたら…(いざ、3歳児連れてお二人様初上陸@ハワイ編)

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ハワイ親子留学!自己手配の方のための個別

往路8時間余りのフライトのあいだ中、息子はいつも通りすやすやと眠ってくれました。

出されたキッズミールもケースに入っているので生ものだけ下げていただいて

持ち帰れる品はそのまま頂きました。

 

ホノルル上空に近づくと朝の光がまぶしくて、窓からちらりと見えたダイヤモンドヘッド、

ワイキキの町並みが私たちを沢山のALOHAで迎えてくれています。

「ママ、ダイヤモンドヘッドだよ。」と息子も大興奮。

無事着陸後、私たち母子はゆっくりと機内を後にしました。

慌てなくても母子での個人旅行ですから出るのは最後で良いのです。

飛行機を降りる時、多くのCAさんから声をかけられた息子。

Bu-chan(豚のぬいぐるみ)を握り締める手を高く上げて

「ありがとうございました。 バイバ~イ。」と、笑顔でご挨拶できました。

 

片や私はというと、機内持ち込みの電子機器の入ったコロ付きバッグを転がしてよたよたと入国審査へと向かう人波に向かって息子の手を握り締めて歩いていました。

 

ホノルル空港内のエスカレーターを降りたあたりで、息子がいきなり私の手からコロ付きバッグの柄を取って

「ママ、これは僕でも転がせるよ。」と、小さいからだで引いてくれました。

「ママと二人だけだから、僕、少しがんばらないとね。」

この時の「少し」という言葉はきっと彼の気持ちを表していると思いました。

 

いっぱいは頑張れないけれど、一緒に頑張ろう。

そんな気持ちなのかな、と嬉しくなりました。

 

ハワイの光が優しく包んでくれる廊下を抜けて、入国審査へ到着しました。

母子二人だけの入国審査は初めてです。

噂では色々聞かれると聞いていたので内心びくびくでした。

係官との会話は母子二人で何をするの? という点が話題になりました。

「1カ月半、観光です。」と答えると、

「1カ月半もバケーション? 素敵ね。ハワイが大好きなのね。楽しんでね。」

と、大きな笑顔でポンっと印鑑を押してくれました。

 

無事、入国!

 

すーさんと二人、顔を見合わせて笑顔全開。

フライトの疲れもあるけれど前夜までの支度でほとんど徹夜だけど、

気持ちは空港出口へと向かっていました。

人見知りしない息子は空港内の職員の方々へも笑顔で「ALOHA!」と話しかけます。

 

空港の皆さんも息子とBu-chanを見て、

「かわいい豚さんと楽しい旅をね。」と答えてくれます。

 

多くの旅人を迎えてきたハワイならではの大らかな対応にほっと安堵しながら、

次の難関は大量の荷物を引き取ること。

先ずはいつでも息子を傍に連れながらカートを取りに行かなければなりません。

普段は子供を見る人、カートを取りに行く人と楽に出来たことも

一人しかいなければ子供を連れて行かなければなりません。
言葉にすると簡単ですが、これが実際は大変でした。

息子はいきなりターンテーブルに向かって走りだし、荷物を見つけようとします。

私はその前にカートを取りに行きたい。

そして、自分も既に一つコロ付きバッグを持ち、

肩からはかなり重いショルダーバッグを抱えている身です。

(もう一人自分が居たら・・・)

既にそんな事を想いながら、その場から離れようとしない息子を

少し遠くから呼び寄せようとした、その時でした。

一人の係官が息子を指さしながら私の方へ寄ってきて言いました。

「あの子はあなたのお子さん?」

「はい、そうです。荷物が出てくるのを見たいと走って行ってしまって。」

ありのままを説明すると、即座に一言、

「こんな人ごみの空港で子供が見えていても片時でも一人にしてはだめよ。

もっとそばに寄るか、お子さんの手を離さないでください。」

少しきつい口調で注意されました。

 

今までの子連れ旅は「子供を見る人」「動く人」が居て当たり前だったので

ちょっとそこら辺に息子が駆け出してしまっても、

つい日本と同じ感覚で声をかけて呼び寄せようとしただけ・・・なのですが、

それがそもそもの間違いです。

 

まだハワイの景色は眺めていない私たちですが、ここはアメリカ。

人ごみの中で子供が連れ去られる事件は日本とは比べられないくらい

日常茶飯事に起きている国です。

 

ハワイだって、アメリカ。

日本で言うところの、

「ちょっと離れたところでも大丈夫。」は通用しないのだ、と感じました。

 

確かに、この混雑の中、大きな荷物が乗っているカートの波にまぎれて、

息子くらいの幼児なら物陰に隠れるようにして連れ去られてもおかしくはない。

(まあ、空港の中から外へ出ることはそのままでは出来ないとしても、です。)

 

大切な事を教えてくれた係官に感謝をして、改めて思いました。

 

荷物の受け取りも一番最後でいいじゃない。

急がなくてもいいのだから。

 

私たちのハワイ親子留学、この扉を出たら本当にハワイの地でスタートだから。

ここまで来たら私たちもハワイアンタイムで動こう。

ゆっくり、そして少しずつ、私たちのハワイ親子留学を形にしていこう。

 

そんな気持ちで到着ゲートを抜け、感じたハワイの陽射しと

風がまだ少し眠さが漂う私たちを優しく包んでくれました。

 

 

 

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