インフルエンザ対策を始めましょう - その他の心と体の不調 - 専門家プロファイル

徐 大兼
アキュラ鍼灸院 院長
東京都
鍼灸師

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対象:心と体の不調

茅野 分
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(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
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市原 真二郎
(カイロプラクター)

閲覧数順 2024年04月17日更新

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インフルエンザ対策を始めましょう

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今年も、インフルエンザの流行時期に入りました


新聞やテレビでも毎週取り上げられ、、患者様からも連日インフルエンザについての話題がもちあがります。お腹の赤ちゃんへの薬品類の影響が心配ということからでしょう。

「いま、予防接種を受けても大丈夫なのでしょうか?」と妊娠と予防接種を受けるタイミングについてが、

最も多い質問です。


予防接種は発症する可能性を減らし、もし発症しても重い症状になるのを防ぎます。
これから妊婦になることを考えてインフルエンザ予防接種に迷っている方は、妊娠前に予防接種しておくことをお勧めします。
妊娠前に予防接種をしておけば、妊婦になった時にインフルエンザの抗体が効果を発揮して感染予防ができます。


予防接種のあとすぐに妊娠初期だと発覚した場合、ワクチンの影響が心配ですが、
日本のインフルエンザのワクチンは、不活性化ワクチンと言って、インフルエンザのウイルスの毒性を死滅させて、予防に必要な成分だけを利用して作られています。
活動中のインフルエンザウイルスは体内に入らないので、体内でインフルエンザウイルスが増殖することはありません。
予防接種後すぐに妊娠がわかっても、母体に抗体ができるだけで、お腹の赤ちゃんにワクチンが悪影響を及ぼしている可能性はとても低いと考えてください。


妊娠初期に予防接種を受ける場合は、ワクチンが胎児に与える影響が大きいのではないかと心配です。
不活性化ワクチンは、効果は期待できますが生ワクチンほどの副作用は少ないと言われています。
ただ、胎児が不安定な妊娠16周頃までは避ける傾向にあります。
海外でも妊婦は妊娠中期以降の接種が目立ち、妊娠初期の接種は控える傾向にあります。
病院によっても妊婦へのインフルエンザ予防接種は、考え方が様々です。予防接種で悩んでいる場合は、かかりつけの病院に相談してください。


インフルエンザワクチンは、予防接種から2~4週間で確実に効果を発揮します。
そして、効果が持続する期間は、一般的には5か月程度と言われています。
流行してからの接種だと、効果が間に合わない場合もあるので、インフルエンザの流行が最も盛んな11月から翌年4月まで効果が持続するように、11月、遅くとも12月上旬には予防接種を済ませておくと安心です。


しかし、インフルエンザワクチンを接種したとしても、絶対にインフルエンザウイルスにかからない確証はありません。予防接種をしない場合も同じく、インフルエンザ対策は必要です。

日常生活ではまず、体調を整えて抵抗力をつけ、 ウイルスに接触しないことが大切です。
次の4点を日常的に心がけてください。


1、栄養と休養を十分取る
栄養と睡眠を十分にとり、体力をつけ、抵抗力を高めることで感染しにくくなります。
外食が多い人、睡眠不足の方は要注意です!


2、適度な温度・湿度を保つ
ウイルスは低温、低湿を好み、乾燥しているとウイルスが長時間空気中を漂っています。
加湿器などで室内の適度な湿度を保ちましょう。


3、外出時の手洗いとうがい
人が多く集まる場所から帰ってきたときには手洗いを心がけましょう。
感染した人がせきを手で押さえた後や、鼻水を手でぬぐった後に、ドアノブ、スイッチなど
に触れると、その触れた場所にウイルスを含んだ飛沫が付着することがあります。
その場所に別の人が手で触れ、さらにその手で鼻、口に再び触れることにより、粘膜などを
通じてウイルスが体内に入り感染します。これを接触感染といいます。
手洗いは接触による感染を、うがいはのどの乾燥を防ぎます。
しっかりと石鹸と付け指の間やツメの隙間までしっかりと洗いましょう。
アルコールを含んだ消毒液で手を消毒するのも効果的です。


4、マスクをする

インフルエンザのウイルスが広まってしまう大きな原因は、インフルエンザ感染者からの飛沫感染です。
飛沫感染は、感染した人がせきをすることで飛んだ、飛沫に含まれるウイルスを、別の人が
口や鼻から吸い込んでしまい、ウイルスが体内に入り込むことです。

外出時、特に人混みが多いところでは、必ずマスクをして、ウイルスをブロックしましょう。


鍼灸師 中嶋恵子

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