起業には欠かせない「マーケティングの4P」 - 独立開業全般 - 専門家プロファイル

中山おさひろ
東京都
起業コンサルタント

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閲覧数順 2016年12月04日更新

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起業には欠かせない「マーケティングの4P」

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 起業準備の必須科目の一つにマーケティングがあります。一般的には、「お客さんが求める商品やサービスを作り、その情報を届けて、お客さんを作ろうとする活動」をマーケティングと言います。要は、どのようにしてお客さんに、商品やサービスを買ってもらうか、その売る仕組みを考えるのがマーケティング。

 起業を目指す人にとっては、開業後のビジネスのキーポイントがマーケティングと言うことになります。わが国では、「マーケティングの4P」として、フレームワークとして覚えている人が多いと思います。この仕組みを考え出したのが、マーケティングの神様とも言われる、プイリップ・コトラーさん。

 日本経済新聞本紙では、12月1日から最終面の「私の履歴書」においてコトラーさんが1カ月に渡って連載されています。最近では、日本の大手製造業に対し、「いいモノさえ作っていたら売れるという考えは間違っている」と発言して話題になりました。現在、83歳ですが、今も一線で活躍しています。

 コトラーさんが提唱した「マーケティングの4P」とは、販売するための製品(Product)のPから始まります。品質、デザイン、ブランド名、サービス、保証、返品などが製品に含まれます。価格(Price)は、表示価格の他に、値引き、割引、支払期限、信用取引条件なども含まれています。

 販売チャネル(Place)は、販路、流通カバレッジ、仕分け、店舗の立地、在庫、配送、品揃えなど。販売促進(Promotion)は、広告宣伝、セールス・プロモーション、営業部隊、PR,ダイレクト・マーケティングなど。4Pのフレームワークが揃って、初めてお客さんのもとに商品が届くことになります。

 現在のコトラーさんは、ソーシャル・マーケティングの分野を確立したことで注目を集めています。従来は、不向きとされたNPOばかりでなく、医療機関、文化施設、教育機関などにも、マーケティングの手法が導入されています。自立した集客力がないと、会社と同じようにNPOも存在が難しくなるからです。

 起業ということになりますと、どうしてもお金儲けばかりに目が向きがちです。お金儲けは、マーケティングの4Pのような、理論に裏打ちされることによって、継続的に利益を上げることが可能になります。時間がありましたら、コトラーさんがマーケティングを考え付く背景を知って、少しでも起業に役立ててください。

【一言】
 2005年に、同じ日本経済新聞においてピーター・ドラッカーが「私の履歴書」に登場したときも、大変話題になりました。この2人の経営学者は、日本企業の成長に大きな影響を及ぼしています。特に、マーケティングの4Pの場合は、商品やサービスを販売する際のバランスが問題とされます。いくら価格を安くしても、品質や広告が伴わないと売れません。企業経営者には、身に染みる言葉が期待されます。