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閲覧数順 2016年12月08日更新

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2014年2月の住宅ローン金利と今後の見通し

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 まず変動金利ですが、これは据え置きとなりました。1月21~22日に日銀で開かれた、金融政策決定会合でも金融政策の現状維持を決定するなど、現在は金利を引き上げる環境にはありません。


 日銀は、2%の物価上昇率を達成するまでは、基本的に「量的・質的金融緩和」を継続する考えですが、1月22日に公表した最新の政策委員の見通しの中央値では、物価上昇率を13年度は+0.7%、14年度は+1.3%、15年度は+1.9%(消費税率引き上げの影響を除く)と予測しているものの、15年度の大勢予測の幅が+1.0%~+2.2%と大きく、2%の物価上昇率の達成に対して、委員の間でも意見が割れていることが伺えます。


 次に長期固定金利です。2月の全期間固定金利は、三井住友銀行では前月比0.01%上昇の2.50%となっています。指標となる1月の長期金利が、1月全体で見ると0.6%台後半で推移したことが要因と考えられます。


 今後の見通しですが、変動金利はしばらく据え置きとして、長期固定金利は世界的なリスク回避の流れから、金利低下圧力が強まる展開となりそうです。


 予想よりも早く始まった新興国通貨の下落により、新興国経済への不透明感が強まり、世界各地の株価はボラティリティ(変動率)が高い、不安定な相場展開となっています。 


 また、1月28~29日に開かれた米連邦公開市場委員会(FOMC)では、債券購入額をさらに月100億ドル減らし650億ドルとする決定が行われました。


 今後も米緩和縮小は粛々と行われる見通しで、市場参加者は新興国への影響を見極めながらの、難しい舵取りを迫られそうです。


 一方で、このような不透明な環境下では、安全資産とされる国債が買われやすく、日本の長期金利も1月最終週には0.6%台前半まで低下しました。


 しかし、焦点となっていた0.6%を突破出来なかったことから、今後も0.6%台前半での推移が続くものと考えられます。


 この場合、2月の長期金利は1月よりも若干低く推移することが予想されるため、これに連動する3月の長期固定金利は、2月よりも若干低下する可能性が高いと考えています。


 なお、フラット35の金利は月初の第2営業日にあたる、4日に発表の予定です。

 

沼田 順(1級FP技能士、宅地建物取引主任者、住宅ローンアドバイザー)

 

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