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現行会計での正解が、未来永劫正解とは言えない

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おはようございます、今日は溝の口駅近くでイベントを主催しております。
ここ半年ずっと準備を続けてきたものです、楽しんでまいります!!

会計帳簿は解釈だと紹介しました。
昨日の取引だと、次の2つの処理方法が思い浮かびます。

◯200円で相手に売った時点で売上を計上する
この時点ではまだ代金の200円は回収されていません。
しかし現行会計では、これが正しい処理方法だとされています。

◯200円を相手から回収した時点で売上を計上する
このような考え方を現金主義と言います。
これは現行の会計では簡便的な処理とされ、正式なものではありません。


なんだ、現金主義は正式じゃないんだから、やっぱり正解は1つじゃないか、と思われるかもしれません。

しかし、経済基盤の脆弱な状況においては話が別です。
いつ相手が逃げてしまうかもしれないときに、相手から代金も回収していないのに売上計上することが正しいでしょうか?

実際、時と場所が変われば現金主義のほうがふさわしいことはいくらでもありえます。
時代背景や経済状況を踏まえ、会計の標準精度はコロコロと変わっていくのです。

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