「やりたいことや夢を見つけ出すこと」　とは

NHKのごちそうさん　毎日楽しみにみています。

いつの放送だったか？印象深いセリフがありました。

女学校の先生と包丁を研ぎながら、

「私には夢がない・・」と伝えため以子に、先生がこう伝えます。

　　「包丁はただの鉄。

　　　研がなければ包丁にはならない。

　　　夢というのも、そういうものではないか。

　　　ただの鉄を研いで使って、研いで使って、

　　　やっと自分の望む刃の角度が見えてくる。

　　　自分の手を動かし、何度も何度も砥石を研ぎ続けなければならない。

　　　そうでなければ、永遠にわからないもの。」

と、こんな感じのセリフだったと覚えています。

とてもスピリチュアルな言葉です。

スピリチュアルとは、精神性。

パーソナルコーチングの中で、ご相談者の多くが

「やりたいことがみつからない、わからない」　　　

という悩みを抱えています。

先生のセリフであるように、

「 私のやりたいこと・私の夢 」は、 頭で考えるのではなく、

身体を使って、手を動かして自分で探していくものなのですよね。

確かに、すぐに自分の道が見つかる方もいるでしょう。

誰もがそうではありませんね。

まずは、興味があることをやってみることです。

「興味があること」とは、「本当の思い」のヒントになっていることが

多いようです。

私の例です。

20代の離婚の経験を期に、

クローゼットの洋服やバックの色が、黒と紫ばかり・・・・

なぜこの色を選んでいたのだろう？

ここから、カラーの世界に入りました。

きっかけは、

「なぜ？の答えを知ったら、心が元気になるかもしれない」

そう考えたからで、最初は仕事にしようとまで考えていなかったかもしれません。

学びはじめて気づいたこと、

カラーコンサルタントの世界はとても広く、そして学びだけでは浅く、

さらに専門性を身につけないと生きるための仕事にはならないかもしれない

ということでした。

そのため、カラー＋何か？

何かの分野を探すために、インテリア、設計、メイクアップなど、

体験しました。

古い建築物を観ることが好きなので、建築士への道も考えましたが、

やってみると向いていないことがわかります。

設計図面は大の苦手！

私には楽しく、ワクワクするものではありませんでした。

色々体得した結果、「 心に働きかける色 」という 私のテーマ に

たどり着いたのです。

その後、インテリアの雑誌に執筆依頼の仕事をいただいたり、

雑誌に書いた「心に働きかける色」のテーマでテレビ出演依頼をいただいたりと、

道が開いてきたのです。

まずは、感じたものから初めてみること。

得て不得手は、体感して感じるものですね。

命の学び、魂の成長につながっていくのでしょう。

そして、そこから

ヒントが得られた！

ご縁が引き寄せられる！

なんてことがあるのかもしれませんね。

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ホリスティックケアセラピスト　本多由紀子