【お悩み相談】略奪して実った恋では幸せになれないって本当ですか？

こんにちは(^^♪

見えない気もちをビジュアル化する夫婦問題カウンセラー：中西由里です。

【お悩み】

私のことじゃないんですけど、いいでしょうか。

略奪して実った恋では幸せになれないと聞きました。

本当でしょうか？

奥さんとは本来結ばれるべきではないのに、運命のいたずらで出会ってしまって、本当の運命の相手と後から出会うってことありますよね。

そんな場合でも、奥さんと離婚して本来結ばれる相手と結ばれても、幸せになれないのでしょうか？

【お答えします】

今年は「倍返しだ」ってセリフが随分流行しましたよね(^^♪

やられたらやり返すってことは、やったらやり返されるかもしれないってことですよね。

この「やったらやり返されるかも」という感じが、不倫の末に実ったカップルを不幸にする元なんです。

意中の人に家庭があった場合、たとえそれが本来結ばれるべき運命の相手だったとしても、奥さんから奪う形で実らせるわけですから、少なからず罪悪感を感じるんです。

罪悪感を感じている人は

「自分には罰が当たる」

とか

「自分は罰せられる」

なんて思ってしまうことが多々あります。

そのため、人からダンナさんを奪ってしまった女性は

「私も、いずれ誰かにこの人を奪われてしまうかも」

って怖くなってしまったり、彼が奥さんを裏切ったように、そのうち私のことも裏切るんじゃないかって疑ってしまったりして、彼を信用することが難しくなってしまうことがあるんです。

また、男性側も妻を裏切るということで罪悪感を感じますよね。

それが辛いと、不倫相手のことを

「彼女こそが運命の相手だ」

って燃え上がることによって、自分の心にずっしりとのしかかっている罪悪感を誤魔化してしまうんです。

実際に運命の相手じゃなくても、罪悪感から逃れるためにそう思い込んでしまうので、いざ不倫相手との愛が実り、生活が始まると

「なんか違う」

となってしまうことがあるんです。

「略奪して実った愛では幸せになれない」

って、おそらくそういうことをいってるんじゃないかと思いますよ。

絶対に幸せになれないわけじゃないと思いますが、罪の意識を背負うことで幸せを遠ざけてしまったり、幸せを受け取れなかったりすることはあると思います。

すべての女性をヒロインに

ふぃ～めぇる・みしま　代表　中西由里　でした。