「仕組み」を作って店長のパワー差をカバーしよう - 人材育成全般 - 専門家プロファイル

松下 雅憲
株式会社PEOPLE&PLACE(ピープルアンドプレイス) 代表取締役
東京都
店長育成・販売促進ナビゲーター

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対象:人材育成

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「仕組み」を作って店長のパワー差をカバーしよう

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「誰でも出来る様な『仕組み』を作らないから店長による差が出てしまい、それで人材不足を感じてしまうのですね・・・・。と言うことは、誰でも出来る様に『仕組み』を作れば、店長達の強弱をカバー出来るのですか?」

こう言われたあるチェーン店の経営者に、私は次のように答えました。
「それがチェーン展開を成功させる非常に重要な要素なのです。チェーン展開に必要なのは、資金と物件とブランドだけではありません。「ひと」が必要なのです。でも、彼らにはキャリアや強みや弱みに差があります。人間なのですから当たり前です。でも、会社が「仕組み」でそれをカバーしないから現場が混乱してしまうのです。業績不振の店舗も、実はそこに原因があることが多いんですよ!」

チェーン展開を進めて、ブランド力がついてくると最初は「名前」で売上げが取れていきます。しかし、安定期に入ると店舗を支えるのはブランドそのものよりも「ひと」になります。この「ひと」とはパート・アルバイトと、彼らを「その気」にさせ続けることの出来る「店長」の存在なのです。

しかし、そのパート・アルバイトを「その気」にさせるスキルは、店長に一任されているチェーンが多いと言うのが現実です。一任というより丸投げです! 100店舗あって100人も優秀な店長が揃うってことはまずありません。店長になった時は、優秀でも、それを維持向上する「仕組み」が機能しないと、少しずつパワーダウンする店長が出てきます。その時に、「仕組み」があると、パワーダウンを防ぎ、逆にパワーアップさせることが可能になります。さらにはパート・アルバイトが自分達で動くことが出来る様にもなるのです。

では、その「仕組み」にはどの様なものがあるのでしょうか?
例えば、わかりやすいものが、まず「朝礼」。
これは、私がどうこう言うよりも、株式会社てっぺんの朝礼が超有名ですよね。なかなかあのテンションについていくのは大変ですが、これも「仕組み」になっているから「ひと」が育つのです。「仕組み」にしないと典型的な属人化モデルですものね。

次が、「店舗ミーティング」です。飲食店の場合、営業時間に店舗で行うのが難しいので、朝礼や夕礼、終礼でカバーしているところも多いのですが、短い時間で行う朝礼や夕礼と違って、多くの人数を一堂に会して、伝達だけでは無く、主体的なディスカッションをして行くことで「考える」習慣を付ける事が出来るようになります。

明日は、この「店舗ミーティング」について、もう少し詳しくお話ししましょう。

 

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