- 山中 昇
- 英検1級道場
- 千葉県
- 英語講師
対象:英語
リスニングが苦手な受講生から、2013-2の英検1級1次試験を突破しそうだとの連絡があった
英検協会がアップしたばかりのリスニング問題のパート②のAをセンテンスごとに聞いてもらい通訳させたが、正確に聞きとるという点では5%も聞こえておらず、しかも、準1級の過去問を聞かせたがこちらも10%くらいしか正確に聞こえていないことがわかった
おぼろげながら何となく正解だけはつかめたので、試験の点数はそこそこ取れた、---そんな感じだ
他の受講生にも言えるが、試験の点数と真の実力は必ずしも比例しない
何となくわかるレベルと、正確に聞いて正確に通訳できるレベルは決定的に違うということだ
後者のレベルに達するように、1級合格者の多くがレッスンを継続している
私が出す宿題は基本的にディクテーションだ
何が聞こえ、何が聞こえていないかを隅々まであぶりだし、聞こえていない箇所を矯正していく古典的な方法だが、これ以外の優れた方法を私は知らない
もっといい方法があるのなら千里の道でも尋ねていく用意があるが、誰も教えてくれない
やはり、地道にコツコツと当たり前のことをやる以外ないのだろうと思う
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