- 塚本 有紀
- フランス料理・製菓教室「アトリエ・イグレック」 主宰
- 大阪府
- 料理講師
対象:料理・クッキング
- 黄 惠子
- (料理講師)
イタリア産「カルドンチェッロ」
料理講座のためにフランスのトランペット茸を注文したら、「今週は入荷が不安定」ということで、手に入りませんでした。どうしてもピラフに使いたいのに・・。
業者さんに「他には何がありますか」
と聞くと、フランスの茸の名前がいくつか上がりましたが、もろもろあってピンと来ません。
「ほかには、※*&○!とか$※*○や#*△○ x○!(私には意味不明の単語・・・)もあります」
それはもしかしてイタリア産?
「そうです。カルドンチェッロもあります。これはプーリア州だけの茸です」
「じゃあ、それ、お願いします」
よくはわからないけど、ピラフに使えたら。プーリアだけと言われると、ちょっと使ってみたい。
やってきてびっくり。勝手にピラフ、ピラフと思い込んでいましたが、これはピラフのイメージではありません。
仕方ない、ファルシーにすることにしました。
巨大!!
牛肉のミンチにハーブやスパイス、パン粉を混ぜてファルスを作り、笠のうらに詰めて、
パルメザンをかけて、オーブンで15分。よい香りがしてきます。
「なんか、イタリアの家庭料理に見えます」と、とある生徒さん。
私もまったく同じことを考えていたところでした。
気のせい・・・・?
鴨の添えにしました。
イタリアのエリンギの類なのだそうです。日本のは軸を主にするのに比べ、イタリアのは笠に重きがおかれるのだそう。言われて見れば似ているように見えます。
おいしくいただきました。
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