音の無駄と空間の無駄の関係2 - 住宅設計・構造設計 - 専門家プロファイル

敷浪 一哉
有限会社シキナミカズヤ建築研究所 
建築家
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音の無駄と空間の無駄の関係2

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建築のいろいろ スタイルの模索
建築の空間をつくるときに、なるべく無駄な部分をつくりたいと思っています。なんの用途もない無駄な空間だなーと思われるかもしれませんが、実際出来上がると、そういう部分が一番豊かな空間になるわけで、その部分がその建築の顔になるわけなんです。

素材もそうです。
例えば無垢の床材。
無垢の床材は色もまばらだし、膨らんだり反ったりして凸凹になるし、同じ木なのに木目がきつかったり薄かったりして、一つとして同じ木目の板はないわけなんです。
例えば左官材。
いくら熟練した職人さんでもまったくの平滑には塗れないわけです。だから、まったく同じ表情を見せる部分はないわけなんです。

これが生音。ライブ。一発録音。

んで、きっちりデジタル処理された音はというと、
プリントされた床材だったり、工業系のボードやビニールクロス。
木目のいいところだけを使っているのだから、きれーいに見えるだろうと思うんですが、まったく同じ木目が続いていく光景というのは絶対的な違和感があります。ビシーっと平らな壁っていうのもなんか変な感じですし、逆にちょっとしたほころびがあると、ものすごく気になってしまいます。





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