- 信戸 昌宏
- 代表取締役
- 茨城県
- 建築家
-
0299-24-1343
対象:新築工事・施工
先日セミナーをしていた時のお話。
最近太陽光パネルのお話が良く出ますので、先ずパネルを付ける予定
なのかを聞いています。
付けることを前提とすると屋根の形が決まってきてしまいますからね。
付ける対象建物の築年数や蓄電池などのお話もします。
先日もそんなお話をしたところ。。。
・・・別に・・・いいです。とのこと。
そのお返事が予想外だったのでちょっと聞いて見ました。
実はご実家ではソーラーパネルと蓄電池が付いているとのこと。
ほう、それは凄いですね。それは震災後ですか?
震災前です。とのこと。
じゃあ、震災の時は不便なくソーラー+蓄電池の凄さを知ったんですね。。。
などと話たのですが、そのお話が実に興味深かったんです。
震災当日、蓄電池がある実家に避難。
その日は周りのお宅が停電する中、明るい室内でTVを見たり状況を確認
することが出来たようです。そしてその日は就寝。
翌日・・・電気が点かない。。。
蓄電池を使いきってしまったようです。
でも・・・その日以降はパネルで少しずつでも蓄電できたんでしょう?
と私は聞きました。
翌日以降も蓄電はされず・・・オール電化だったので、翌日以降は大変
でした。。。とのこと。。。
実は地震の揺れでパネルや蓄電池が壊れてしまい・・・翌日からも蓄電はしなかった
ようなんです。
更に後日その修理代が結構凄かったようで。。。
それでパネルはいらないということでした。。。
それを聞いてちょっと驚きましたね。
夜間電力を消費していないハズが・・・古い冷蔵庫に電気を食われてしまった
ようでした。。。
そう、運悪く壊れちゃうこともあるんですね。
私は最強のセットだということだけしか考えていませんでしたよ。
中にはこんなお話もあったようなので・・・その辺も検討して設置する場所など
考えた方が良さそうですね。。。
このコラムの執筆専門家
- 信戸 昌宏
- (茨城県 / 建築家)
- 代表取締役
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