自律神経美人をつくる、季節の過ごし方! - その他の心と体の不調 - 専門家プロファイル

徐 大兼
アキュラ鍼灸院 院長
東京都
鍼灸師

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対象:心と体の不調

茅野 分
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(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
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市原 真二郎
(カイロプラクター)

閲覧数順 2024年04月24日更新

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自律神経美人をつくる、季節の過ごし方!

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健康 養生

みなさま、こんにちは



季節も秋になり、ぐっと過ごしやすくなってきましたね


今回は「自律神経美人」になるために、できることを取り上げてみたいと思います!

だけど「自律神経」という言葉は、見たり聞いたりすることはよくあるけれど、よくわからない・・・。

と、多くの方はそうだと思います。 では、自律神経とは一体どういうものなのでしょうか?


自律神経とは一言で言えば、内臓器官のすべてで、特に血管をコントロールしている神経です。

また、生命活動に欠かすことのできない「呼吸」も、じつは自律神経がコントロールしています。

つまり、自律神経とは私たちの生命活動の根本=「ライフライン」を支えるものなのです。

自律神経は交感神経と副交感神経の2種類の神経から構成されているのですが・・・



*交感神経 


→ 車に例えるとアクセル。 交感神経の働きが上がると体はアクティブな状態になります!

   血管はきゅっと収縮し、血圧が上昇し、アグレッシブな気分が増します。


*副交感神経


→ 車に例えるとブレーキ。 副交感神経の働きが上がると、体はリラックスした状態になります!

   血管は適度な状態でゆるみ、血圧は低下し、穏やかな気分が増します。



心と体が最もよい状態で働くのは、この交感神経と副交感神経の両方が高いレベルで安定している状態の時。

ですから、「自律神経を整える」=「交感神経と副交感神経のバランスを整える」ということになりますよね!健康に美しくなることはもちろん、自分のパフォーマンスも、それまでの100%以上引き出せるようになるので、体調だけでなく心のバランスも安定し、人から信頼され、愛されるようにもなり得ます。

プロスポーツ選手をはじめ、文化・芸能など、様々な分野で活躍されているその道で一流といわれる方々は、「超一流」といわれる人ほど、自律神経が高いレベルで整っている方が多く、また、女性でいえば、いつも若々しくチャーミングでエレガントな人ほど、同じく自律神経のバランスが高いレベルで整っているものです


でも、くれぐれも焦らず自分のペースを崩さないようにしてくださいね。 

自律神経の一番の大敵はストレスです!

もしつらいこと、うまくいかないことがあったら、一度立ち止まって・・・


「ゆっくり呼吸をする。 ゆっくりほほ笑む。 ゆっくり動く。 ゆっくり生きる。」


そうすれば、健康も美も仕事や人間関係も、徐々にいい方向へ変わっていくはずです。

この4つを思い出して、ぜひ実践してみてください




では、そろそろ本題の季節の過ごし方に入りましょう!


“ 秋のキーワードは「自然」と「冬支度」 ”


気候的に言えば、日本の四季の中で最も過ごしやすいのが秋。

ただ、夏の疲れはエアコンの影響で、じつは自律神経のバランスが乱れやすい季節でもあります。

そんな秋のキーワードは、「自然」!!

すすきや紅葉・十五夜の満月などなど、秋の美しい自然に触れると、自律神経の調和=バランスも整いやすくなるからです。

ただ、少し気をつけたいのが、秋の過ごし方次第で、冬を快適に過ごせるかどうかが決まるということ。

年末年始はクリスマスや大晦日・お正月というように、一年の中でも最も変化のある季節です。

そこに潜む、日常生活との急激なギャップに注意が必要です!

ギャップこそストレスを引き起こす自律神経安定の大敵だからです。


「秋には、年末年始の目標や計画を立て、冬支度をして、変化に備える。」


たったそれだけで、心身ともに気力に満ちた冬を迎えられるはずです。

また、色でいえば、街中ではモノトーン・自然の中ではライムグリーンやターコイズブルー、意外なところでは鮮やかなショッキングピンクなども、心を落ち着かせたり、気分を引き立ててくれたりと、秋の乱れた自律神経をしっくりと整えてくれます。


と言ったように、春から夏、夏から秋、秋から冬、そして冬から春へ・・・。

じつはそういう季節の変わり目が、一年のうちでも最も自律神経が乱れやすいときなのです。

なぜなら、季節の変わり目は、気候や気圧の変化も激しく、それがダイレクトに影響を与えるからです。

例えば、低気圧の時は副交感神経が下がってしまったり、逆に高気圧の時は交感神経が上がったり、それぐらい気圧と自律神経は密接な関係があるのです。



ですから、季節の変わり目は、いつも以上に副交感神経を上げるように意識すること。

また、食事で言えば、特に季節に合った旬の食材を意識して摂ること。

さらに、普段以上に「自然の流れに身をまかせること」も、ポイントです!

春の桜・夏の花火・秋のお月見など、日本には本当に四季の自然を感じられる季節の風物詩がたくさんあります。 それにちょっと意識して触れてみる。 日常の中に取り入れてみる。 それがつまり、自然の流れに身を任せるということ。 そして、環境や気候の変化の中でも、自律神経をスムーズに整えてくれるコツなのです。


本当の自律神経美人とは、一年中、四季を通じて、自律神経が乱れず、高いレベルで整ったままの人です。 一見難しそうに思われるかもしれませんが、でも、決して不可能な事ではありません。 

これらのことをちょっと意識するだけで、見えてくる景色が少しずつ変わってくるはずです。

ですので、ぜひそんな健やかで美しいライフスタイルを過ごせるように、がんばりましょう!



アシスタント 鍼灸師 


木川

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