本当は甘えたいんだけど、それ以上近づかないで欲しい

こんにちは(^^♪

見えない気もちをビジュアル化する夫婦問題カウンセラー：中西由里です。

「本当は甘えたいんだけど、それ以上近づかないで欲しい」

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なに、このタイトル。長っ(笑)

こういう感覚、味わったことありますか？

人に対して必要以上に警戒してしまって、自分から壁を作ってしまうのに、人からの愛情を求めてしまうという自己矛盾です。

この手のお悩みを抱える方は、やたらとガードが固く見えます。

そのため誤解されてしまうことも多々あります。

ガードの固い人と接すると、大抵の人は、自分に心を開いてくれないと感じますね。

そうすると

「もしかして、私、何か気に障るようなことをしたのかしら？」

とか

「何だか、嫌われてるみたいだなぁ」

と心配になって、これ以上嫌われて傷つくのは嫌だから

「この人と関わるのは、やめとこうっと」

って思ってしまうことも多いです。

自分から壁を作ってしまう人からは、こんなふうにして周りの人が離れていってしまいがちです。

本当に、人を寄せ付けたくなくて

「近寄るんじゃねぇぞ～」

って空気をまとっている人なら、それで満足なのかもしれません。

でもそうじゃなくて、本当は人と親密になりたい、頼りたい、甘えたいという気持ちを持っていながら、それができない人にとっては、すごく辛くて、惨めで、悲しいことだと思うんです。

「甘えたきゃ、甘えればいいじゃん」

って思った方は、とても幸せな方です。

きっとそういう方は、幼い頃、困ったときや助けが必要なときに、手を差し伸べてくれたり、あなたのことを守ってくれる人がいたのだろうと思います。

「近づいて欲しくない。でも、甘えたい」

という相反する思いを抱えながら心をオープンにすることができずに苦しんでいる人には、そんなふうに守ってくれる人がたぶん、いなかったんです。

だから、自分で自分を守るしかなかった人なんです。

きっと、早く大人になる必要があっただろうし、身近に助けてくれる人がいなかった分、人を信じたり、人に心を開くことは
すご～く怖いことなのだろうと思うんです。

頑張って早い時期から自立したその人は、とてもしっかり者の頑張りやさんですが、その自立心は

「甘えたい」

という気持ちを無理して抑えこんだ上に成り立っているものなのです。

ですから、ひとたび甘えられる相手を見つけると、これまで抑圧していた依存心が一気に吹き出してしまい、相手の負担になってしまうケースもたくさんありますし

「この人なら、甘えさせてくれるはず」

という大きな期待を抱いた分だけ、それが満たされないと、まるで裏切られたかのような気がしてしまって相手を攻撃してしまうこともあるんですよ。

すべての女性をヒロインに

ふぃ～めぇる・みしま　代表　中西由里　でした。