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「愛する
それは、お互い見つめ合うのでなくて、同じ方向を見つめることである」
~サン・テグジュペリのことば~
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結婚する前は両手を取り合い向き合うふたりも、結婚してからは片手をつないで同じ目標に向かって歩いていくことが
夫婦円満の秘訣かもしれません。
結婚してからもず~っと向き合ったままだと、時間の経過とともに
「見つめ合い」
が
「いがみ合い」
に変化してしまうこともあるだろうと思います。
いがみ合う原因は、多くの場合、自分と違う部分を相手の中に見つけたことで不安になってしまうというもの。
私たちが「価値観の違い」と言っているものが、その不安の正体だろうと思います。
あなたが大切にしているものは何ですか?
あなたが優先させたいものは何ですか?
あなたが失うのが怖いものは何ですか?
その答えが、あなたの価値観です。
同じ質問を夫にしたら、どんな答えが返ってくるでしょう?
大切にしているもの、優先させたいもの、失いたくないものは、あなたと同じでしょうか?
別々の人間なのですから、答えは一致しなくても当たり前なんです。
これが、「価値観の違い」です。
「価値観が合わない」といって打ちひしがれる人は多いのですが、悲しみに暮れるほどのことではないんです。
別に理解し合えないわけじゃなくて、ただちょっと相手の思いを汲み取るのが難しいだけなんです。
自分の価値観を押し付けたくなるのは
「それを手放したら、失敗してしまいそう」
とか
「怖いから手放せない」
という思いが強いからかもしれません。
それほど、大切にしたいものなんですよね。
それは相手も同じこと。
相手だって、大切なものは失うのが怖いんです。
それを大切にすることが幸せに繋がるって思っているんです。
だからこそ、お互いどちらの言い分が正しいかって競いたくなってしまう・・・
幸せになりたいから、自分が大切にしているものを相手に受け入れさせるために「正しさの競争」をしてしまうんですね。
でも、競争してしまったら、相手は人生のパートナーじゃなくてライバルや敵になってしまいます。
それに、もし勝敗がつけば、夫婦のどちらかは「敗者」とならなければなりません。
そして勝者が手にするのは、幸せではなくて、「正しさ」なんです。
価値観は一人ひとり違うもの。
結婚したら、それをすり合わせて
・二人で大切にしたいもの
・二人で優先させたいもの
・二人が失いたくないもの
を見つけていく。
「夫は、それを失うことを怖れているんだ」
ということを最大限に考慮しながら、すり合わせていく。
そうすることで、あなたと夫は同じ方向を見つめて歩いていけるかもしれませんよ(^^♪
すべての女性をヒロインに
ふぃ~めぇる・みしま 代表 中西由里 でした。
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