日本と世界のメンタル・トレーニングの大きな壁 - ヨガ全般 - 専門家プロファイル

辻 良史
筑波大学発ベンチャー(株)サイバー・ヨガ研究所 代表取締役
東京都
博士(体育科学)

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対象:ヨガ・ピラティス

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日本と世界のメンタル・トレーニングの大きな壁

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無敗脳

プレッシャーに強くなる!脳と心を鍛えるサイバーヨガ・スタジオの辻です。


日本のメンタル・トレーニングは,「ここ一番」で呼吸法やポジティブ・イメージを多用します.


しかし,実際のリラックス効果はあまり期待できないといえます.


試合中に,無理に自己コントロール法を行った場合,なかなかリラックスできない強迫観念からさらにメンタルが混乱していくからです.


自己コントロール法を主流とする日本のメンタル・トレーニングは,1985年あたりからヨーロッパやアメリカのテクニックを取り入れてきました.


自己コントロール法は,欧米人には効果的ですが,不安関連遺伝子の多い日本人にはなかなか目立った効果を発揮してくれません


しかも,今や世界では,自律神経や脳波の活動状態を「見える化」し,本番までにタフなメンタルをみっちりトレーニングするやり方が主流になってきています.


肉体における筋力トレーニングと同じスタンスをとっているということです.


しかし,自己コントロール法を主流とする日本のメンタル・トレーニングは,ピンチになってから慌ててメンタル・コントロールするやり方です.


試合当日になって肉体を鍛え始めるアスリートは存在するでしょうか?


メンタル面の準備がほとんど行われていないので,パワーやスピードに勝る欧米人には歯が立たない状況がずっと続いています.


日本人アスリートの場合,オリンピックレベルの選手でさえ,海外のような科学的なメンタルトレーニングを受けている選手はほとんどいません.


驚かれるかもしれませんが,一般の方同様に市販の本を自分たちで購入して参考にしている程度です.


この部分が解決されない限り,7年後の東京オリンピックもかなり厳しい結果となることが予想されます.


水泳や陸上においては,活躍する若い日本人選手も増えてきましたが,どちらかといいますと肉体が欧米人に近づいてきた要因が大きいと思います.


いずれにしても遺伝子的に,パワーやスピードでは,欧米人と対等に戦うにはかなり不利といえます.


「おもてなし」の精神性にみられるように,日本人はとてもきめ細やかです.


それはスポーツ・テクニックにおいても同様です.


ここに科学的なメンタル・トレーニングが加わればかなり違った結果になると信じています.


筑波大学発ベンチャー株式会社サイバー・ヨガ研究所代表取締役 辻 良史

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