- 中村 英俊
- 株式会社第一広報パートナーズ 代表取締役 広報コンサルタント
- 東京都
- 広報コンサルタント
対象:広報・PR・IR
- 中村 英俊
- (広報コンサルタント)
- 中村 英俊
- (広報コンサルタント)
調査発表のリリースをよく見かけます。
昨日も、企業広報やPR業務経験者300名強に対して行われた、「PR・広報業務に関する実態調査」の発表があり、広報部のSNSの利用については全体の4割が「特にない」という回答であったとYahooニュースBusinessに取り上げられていました。(調査期間が約1年前というものでしたが...)
この結果を見て、以外と多い、少ない、うちもそうだ、などとといった感想をそれぞれ持たれるのでしょうが、「いま、なぜ」この調査発表なのか、何を意図したのかという疑問を抱かずにはいられません。
しかしある意味この様な調査発表は一般的なのだろうと思います。
もしこれが毎年継続して行われていることであれば、単なる多い少ないという感想から、増えた減ったという結果に変わり、震災を契機にどう変わったかなどという原因にも踏み込めることになり深みが増します。
そして毎年同じ時期に継続実施することで浸透が図られ、〇〇の調査ならこの企業、〇〇=A社などという本来の狙いに近づける訳であり、単発の活動ではなかなか効果が得られないのが実情ではないでしょうか。
もちろん、一発の調査発表で大きなインパクトを与えられるケースもあるでしょうが、それはほんの非と握りであることは間違いのない事実だろうと思います。
調査発表のみならず、広報活動には「継続は力なり」といえる部分が多々あり、単年度やスポットでの企画ではなく、中期的な視点で検討していくことが必要だろうと思います。
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