- 杉浦 繁
- Atelier繁建築設計事務所 代表
- 愛知県
- 建築家
対象:住宅設計・構造
強風の時・・2
建築基準法では状況に応じ高さに応じて風速46m/sまでの段階でおいて建物を風に耐えるよう作ることと決められています。
その風は吹く高さによって大きく変わりますので高い建物の上の方に行くほどほどその耐風圧力というものが求められます。
その際に・・
最も耐風圧力が、つまり風に対する力が弱い部分というのはどこか?
それは窓。
つまりサッシです。
壁などはまあまず問題はありませんのです。
ま、考えてみれば当たり前なことなのです。
何しろ硝子がはまっているだけなのですから。
本来、開くように出来ている部分なのですから。
そこで、サッシというのはそのついている高さや場所によって風に耐える力を計算して強度を決めて設計し取り付けられます。
13mまでの、つまり4階建てくらいまでの低い建物の場合は計算までする必要はないことになっています。
低いところでは瞬間的以外にはそんなに風は強くはならないからですが、それにしても能力はちゃんと要求されます。
ま・・
竜巻以外ではなのですが。
台風などの強風でも建物のサッシは耐えられるように出来ています。
ただ・・
そこで一番の問題は・・
物が飛んできてぶち当たること。
看板とか植木鉢とかが窓にぶち当たるとどうにもならない。
何しろ硝子ですから。
それと・・
竜巻などのとんでもない風。
いやはや・・
そもそもこの日本では竜巻の被害なんて滅多なことでは聞いたことがなかったのに?
今年は一体全体何度聞いたことでしょう。
だめだめでは済まないので・・
これからはそういったことも考えた家造りが必要かもしれません。
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