“名ばかり管理職”に見る適正人員の難しさ - キャリアプラン全般 - 専門家プロファイル

葉玉 義則
ニューボイスジャパン株式会社 代表者
キャリアカウンセラー

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対象:キャリアプラン

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“名ばかり管理職”に見る適正人員の難しさ

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元総務・元人事の打ち明け話
先般、大手ファーストフード会社が、各店長を法律的立場の管理職から
外し、残業手当のつく一般職に切り替えた上、人事制度の体系を変える、
という報道があり、“名ばかり管理職”問題に配慮した、といった意見
が付されていたようですが、事はそう簡単ではないようです。

今度は、いわゆる“サービス残業”を強いる見えないプレッシャーとの
戦いが、店長たちを待ち受けている、という声もあります。

いずれにしろ、この問題、そう簡単には、解決しそうもありません。
それだけ、根深い問題とも言えるでしょう。

ここで「鍵」になってくるのが、適正人員の算出に関する考え方です。

例えば、私の在職時(会社員時代)現場のリーダーから、手が足りない
ので、人を増やしてほしい、という要望が、度々入ってくる事が、あり
ました。

確かに現場レベルでは、仕事の出来るベテランや優秀な社員に、大きな
負荷がかかっており、増員を希望する気持ちに、一定の理解は出来ます。

但し、会社の立場にたつと、すぐに増員という訳にもいきません。

理由としては、

・今の忙しさ(売上)が、ずっと続くとは限らない。
・現人員でも、まだ活用できる幅がある。(人の使い方の問題)
・経営陣の中で、部署の統廃合や事業合併等が協議されている。
 〔方向性が定まるまで、現状を維持するのが先決の課題となる。〕

等々があります。

現実的には、これら以外にも、様々な要素が密接に絡み合い、問題の
解決を、より困難なモノに、しているのではないでしょうか。

ただ、私的に解決の糸口となるのは、それぞれのレベル間における
緊密なコミュニケーション(話し合い)ではないかと思います。

経営陣にしても、社員にしても、同じ会社で敵対し合っても、何の
解決にもならないし、社会全体に不信感を生じさせ、行く行くは、
国家そのものの衰退を招く可能性さえあります。

適正人員の算出には、人としてどう生きるか、会社組織の在り方に
ついて、一人ひとりが真摯に考え、前向きな結論を導き出せるだけの
大人の文化を、長い道のりかもしれませんが、作り上げる努力が必要
でしょう。

この21世紀、あと1000年、30世紀まで、人類が生き続けて
いける礎を、どう構築するか。〔特に、これからの20〜30年!〕

案外、一人ひとりの小さな行動、小さな気づきから、大きな奇跡が
起こされるのかもしれません。

今、すぐに、何かを変える力はないとしても、考え続けること、
見つめ続ける事は、一人ひとりの社会的役割ではないでしょうか。


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