プレゼンテーションスキルの向上は何気ない癖の見直しから - プレゼンテーションスキル研修 - 専門家プロファイル

松岡 利恵子
アールオンワード 代表
研修講師

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対象:ビジネススキル研修

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プレゼンテーションスキルの向上は何気ない癖の見直しから

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アールオンワードの松岡利恵子です。
一流ホテルで培った接遇・コミュニケーションスキルと、長年の司会経験を生かしたプレゼンテーション術・話し方をお伝えしております。

 


プレゼンテーションの役割は、自分が伝えたいことを聴き手である相手が理解し、「なるほど」と納得することが目的です。
ということは一方的にこちらから伝えたいことだけを語る…だけでは「理解」し更に「納得」するまで心が動きません。
理解や納得に大きく関わってくるのは、伝える内容だけではなく、話し手のパーソナリティ(個性・人柄)と聴き手とのコミュニケーションも重要なポイントです。
その中でも印象に関わる要素の一つには、ほんの小さな「言葉癖」があります。
何気ない一言でパーソナリティの誤解やコミュニケーションの妨げとなり、信頼感を失う点になっていることもあるのです。

 


言葉に表れる癖を「言葉癖」と言います。言葉癖とはその内容に合わせてふさわしい言葉を用いているのではなく、知らず知らずのうちに使ってしまう癖です。
知らず知らずということは、つまり全く意味を持っていない言葉ということです。
話し手が話しやすいために使うものですね。
コミュニケーションは相手のために働きかけるものですので、言葉癖はコミュニケーションの妨げです。

 


・えー、あのーなどの無駄な言葉を使っている
えー、あのーなどの意味を持っていない言葉などは、一番イメージつきやすい言葉癖ではないでしょうか。
自信がない、頼りない、準備不足といったような印象を作り、話し手のパーソナリティの信頼感を低下させてしまいますし、
一定のスピードを保ちにくいため聞き取りにくいというコミュニケーション上の弊害もあります。

 

・ちょっと、~のほうなどを間違えた使い方をしている
「ちょっと資料のほうご覧ください」
というような使い方。弱々しい印象を受けますよね。
資料を見るときにほんの少しだけ、チラ見するという状態はビジネスで起こりえないですよね。
そして「~のほう」は比較やぼかしの表現です。こうした言葉が入っているだけであいまいで頼りない人という評価になってしまいます。

 


以上の言葉癖は、話が苦手な人に出やすい印象ですよね。
でも実は、人前で話しをするのが苦手な人も、得意な人も伝わりにくい共通点を持っていることが多いのです。
「人前で話すこと大好き」「気持ちがいい」という得意な方も、「すぐかんでしまう」「終わったらやっと終わったと思う」という苦手な方も、実は同じです。
どちらも自分の主観的な思いが強いのです。
聴き手の理解や納得を得るためには、客観的に話せるわかりやすさが大切です。

 


では、私がたくさんのプレゼンやスピーチを伺った中で感じた、人前で話すことが得意という方に特に気を付けていただきたい言葉癖に着目してみましょう。

 

人前で話すことが得意な方は、実は話す心地よさが先行して、独りよがりや一方的になりやすいのです。
得意なのに、あまり人に伝わらないなんてことも。上手く話すことがゴールで、伝えるゴールと違うということになっています。
立て板に水のように流暢な語り口が一番伝わりやすいことではありません。

 


流暢な話し方を目指すあまりに、よく出やすい言葉癖を二つあげてみました。
独りよがり傾向に走らないために見つめなおしてみてはいかがでしょうか。

 

・開口一番「はい」を使っている
肯定の受け答えとして使用する「はい」
キビキビとした大きな声の「はい」は誠実な印象を受け、かなり好感度高いですね。
でもこれがプレゼンやスピーチの冒頭につくと逆効果になってしまいます。

 

「はい、皆様本日はお集まりいただきありがとうございます」

 

というように「はい」からスタートすると非常に軽い印象になります。お調子者のようなイメージですよね。
はいを付ける方の大きな特徴としては、勢いをつけリズムを取りながら話をすることです。
自分のリズムに乗るために、はいからスタートされます。つまり一方的に話す傾向があるのです。

 

返答として使う言葉である「はい」を開口一番発信すると、意味のない「はい」になってしまうのです。
もちろん指名された際の返事として使うにはふさわしいです。
その際には
「○○さん、お願いします」→「はい」<間>「皆様~」と返事とプレゼンスタートはメリハリをつけ始めましょう。

 

中にはスピードを保つために「はい」からスタートする方もいらっしゃいます。
その方法を使うのであれば、音として発せず心の中で「はい」と唱え始めてみましょう。

 


・言葉と言葉の間を「~ですが」でつないでいる
逆説で使用されることが多い言葉です。
「天気予報は雨でしたが、晴れ間がでてよかった」

 

ただ逆説でなくても後の言葉を引き立てる役割も持っているので使い方次第です。
「彼女は見た目も美しいですが、大変優秀な方なのです」

 

このような使い方ができますが、癖になっている方は何にでも「~ですが」で言葉をつなぎます。
「集合時間は8時ですが、筆記用具をご準備ください」
というように全く脈絡がない話になることも多々あります。
特に話上手な方は流暢に次から次に言葉が出てきますので、「~ですが」癖があるとダラダラと話が続き、いったい何が言いたかったのかわからなくなってしまいます。
流暢な方こそ、句読点の「。」や「、」に気を配ることが大切。そのためにはダラダラと話が続きやすい、「~ですが~」癖には注意しましょう。

 


ほんの少しの話し癖をなくすことで、決まり文句のようではなく印象に残る言葉になります。
聴き手の理解と納得を得る信頼あるプレゼンテーションになるでしょう。

 

 

 

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株式会社Active Solutions教育コンサルティング事業部

 

 

 


 

 

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