トロピカルとエキゾチックのその後  - 料理教室 - 専門家プロファイル

塚本 有紀
フランス料理・製菓教室「アトリエ・イグレック」 主宰
大阪府
料理講師

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閲覧数順 2024年04月19日更新

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トロピカルとエキゾチックのその後 

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昨日の続き。

トロピカルとエキゾチックの違いを、私のフランス語の先生に聞いてきました。
「トロピカルはその名のごとく『熱帯地方の』、エキゾチックは『異国の』だからフランス以外の全部」
トロピカルフルーツはマンゴー、パパイヤ、グアバなどなど。フランスにとってすべてのトロピカルフルーツはエキゾチックフルーツでもありますが、「エキゾチック」イコール「トロピカル」ではありません。つまり異国のほうが圧倒的に広い範疇だからです。
「キウイは昔はエキゾチックフルーツだったけど、今は違う。フランスでも作っているから」
これは日本でも同じです。
しかし
「たいていのフランス人はフルーツのトロピカルもエキゾチックも区別してないと思うよ」
言葉の厳密な意味は別として、イメージは両方とも同じようなものなのだとか。では結局私も同じだったということ。
ただし
「トロピカルはあんまり言わないほうがいい」
どうして?
「ちょっとデモデ demodeだから」、モードではない、つまり時代遅れという意味です。
へえぇ。ということは先週作ったアントルメはやっぱりエキゾチックという名前でよかったということです。よかった。
この先は、「トロピカルフルーツのなんとか・・」という題名はやめることにします。

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