- 中西 由里
- ふぃ~めぇる・みしま
- 静岡県
- 夫婦問題カウンセラー
対象:夫婦問題
- 佐藤 千恵
- (離婚アドバイザー)
- 阿妻 靖史
- (パーソナルコーチ)
感情の感染力を利用して、夫婦問題を乗り越えてみよう
-
こんにちは(^^♪
見えない気もちをビジュアル化する夫婦問題カウンセラー:中西由里です。
息子が泣いているのを見ていたら、私も悲しくなってしまいました。
こういうことって、ありますよね。
お母さんが不安だと、まるでそれを察知したかのように赤ちゃんがグズるとかね。
私たちには、人がしていることを見て、自分のことのように感じる共感能力があります。
これは「ミラーニューロン」のなせるわざ。
ミラーニューロンというのは、脳の神経細胞です。
相手の感情や感覚を取り込んで、自分の感情や感覚のようにしてしまうことから
「共感細胞」
とか
「モノマネ細胞」
などと呼ばれることもあるようです。
さて。
夫婦は仲の良し悪しに関わらず、同じ感情を抱いていることがあります。
例えば、妻が「怒り」をグっとこらえているとき、夫は「怒り」を怒鳴り散らして表現するなど表現の仕方に差はあれど、同じ感情を抱きがちです。
もし、自分が抱いた感情を夫も感じるのであれば、あなたが「楽しい」「嬉しい」などの幸せな気持ちになったとき、夫はどうなるでしょう?
「感情は風邪のように広まる。感情的な繋がりが長く深い間柄ほどその感染力も強くなる」
と、心理学者ダニエル・ゴールマンも唱えています。
自分が抱いた感情を相手も抱くことに、脳科学的にも、心理学的にも説明がつくのであれば、これを夫婦関係の修復に役立てないのはもったいないですよね。
私のカウンセリングでは、クライアントさまに
「ご夫婦の問題を何とかしようとする前に、まずあなたが幸せな気持ちになってくださいね」
とお伝えしています。
そして1日にほんのわずかな時間でも構わないので、自分の心が喜ぶようなことに取り組んでいただくことをご提案しています。
これは「嬉しい」とか「楽しい」という感じを味わっていただくためです。
もちろんドップリ悩んでいるわけですから
「とても楽しむ気分にはなれない」
「一刻も早くなんとかしなければ、修復できなくなってしまう」
と思われる方も多いです。
そんなとき、心の中にはどんな感情が渦巻いているでしょう?
怖れ、不安、焦り・・・
あなたが抱いた感情と同じ感情を相手も抱いていたら?
とてもじゃないけど、修復は難しいですよね。
まず、辛かった気持ちを吐き出して、心に余裕を作る。
そして、心が喜ぶようなことをする。
一見遠回りのようですし、意味がないように感じるかもしれませんが、本来の自分を抑え込んで、良い妻になろうとするよりずっといいんじゃないかと思いますよ。
良妻よりも楽妻です。
楽しく、楽にいきましょう。
全ての女性をヒロインに
ふぃ~めぇる・みしま 代表 中西由里 でした。
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