北・中・南米の株価の動き(2012年8月1日~2013年7月31日) - お金と資産の運用全般 - 専門家プロファイル

吉野 充巨
オフィスマイエフ・ピー 代表
東京都
ファイナンシャルプランナー

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対象:お金と資産の運用

柴垣 和哉
(ファイナンシャルプランナー)

閲覧数順 2024年04月15日更新

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北・中・南米の株価の動き(2012年8月1日~2013年7月31日)

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下図は米国の株価指数、NYダウ(黄色)、SP500に連動するETF(ブルー)とナスダック総合株価指数(紫色)の過去1年の動向です。

1308801NYダウ・ナスダック・SP500

3指数ともに絡み合いながら上昇してきましたが、7月に入り、NYダウと他の指標に乖離が見られます。ナスダックとSP500は年間で25%上昇を伺うレベルですが、NYダウは20%を割っています。

下図はNYダウに連動するETFとナスダック100指数に連動するETFの円換算とS&P500の動きです。

130802円換算NYダウナスダックとSP500

SP500指数(ブルー)の過去一年間の上昇率は20%超えるレベルですが、米国のNYダウに連動するETF(黄色)とナスダックに連動するETF(紫)の円換算値は、50%近く上昇しています。ここで見ると、NYダウに連動するETFのほうがナスダック100に連動するよりも有利に動いています。

下図は、カナダのTSE300(紫色)、メキシコIPC(黄色)とブラジルボベスパ指数(ブルー)の動きです。

130802カナダメキシコブラジル

ブラジルのボベスパは6月から-20%近く急落し、7月で一旦は-10%レベルに反発しましたが、再度下降しています。一方、カナダトロント市場のTSE300は1月から4月までの間は昨年8月に対して10%の上回るレベルで推移し、その後も5%~10%の狭い範囲で上昇と下落を繰り返しています。
メキシコのIPCは1月には10%超の上昇後じりじりと値を下げて、マイナスになり、7月では昨年8月のレベルを回復しています。

下図は、中南米諸国の大手企業40社の株価を指数化したものに連動するETF LATIN40(紫色)とメキシコIPC(黄色)、ブラジルボベスパ(ブルー)の動きです、

130802ラテン40とIPCボベスパ

期間は2012年10月31日から2013年7月31日です。LATIN40はボベスパに連動する軌跡を描き、一方メキシコメキシコIPCは6が以降回復への兆しが出てきました。

本年6月6日からの、バフェット氏の会社Berkshire Hathaway 社B株(紫色)、グローバル生活必需品セクターの指数に連動するETF(ブルー)とSP500(黄色)の動きです。

130802バークシャーと生活必需品指数

まだ、2ヶ月の動きですが、かなり差が出ています。
SP500は4%の上昇をしていますが。生活必需品指数は1%を超えたレベル、ハサウェイ社は1%レベルとどまっています。

米国の各指数は上昇を続けていますが、カナダ、メキシコ、ブラジルの株価は冴えません。特にBRICsの一角ブラジルの株価は大きく下落しています。先進国の伸長と新興国の停滞が顕著になっています。

文責
FP学会会員
独立系顧問料制ファイナンシャル・アドバイザー
オフィス マイ エフ・ピー 代表 吉野 充巨

【保有資格】
ファイナンシャル・プランナー:日本FP協会認定CFP®
宅地建物取引主任者 (東京)第188140号
ロングステイ財団登録ロングステイアドバイザー&登録講師

独立系顧問料制アドバイザーとは
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