住まいの理想と住み方の現実は異なる - 住宅イメージ - 専門家プロファイル

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住まいの理想と住み方の現実は異なる

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家づくりの当初は、いろいろと夢を見て計画を建てるものです。

素敵なキッチンでお料理を楽しむ。

とか、

綺麗なお庭でガーデニングを楽しむ。

など。

ところがどうでしょう、あれだけ夢を語りながら建てた家に、実際に入居してしばらくしないうちに、家はどんどん散らかっていきます。

家は新しくなりましたが、ライフスタイルはそれまでの住まいと同じなのです。

これは、考えてみれば当たり前のこと。箱が変わっても、中身は変わりません。家が新しくなっても、住む人の意識が変わらなければ、結局のところ何も新しくはならないものです。

この現実が大きな問題になることはあまりないのですが、せっかく建てた家に対する愛着があっという間に無くなってしまう、ということは懸念すべきポイント。

どうすれば本当に愛着のある家づくりになるのか、その大切なファクターは、家をハードウェアとしてとらえるのではなく、自分と家族をソフトウェアとしてとらえることです。


家づくりをきっかけにモノを減らそう

収納が多い家は片付く、と考えている方がたくさんいます。実際には、片付いている家は収納の多さには依存していません。

例えばある方は、最小限の収納しか備わっていない家を建てました。しかし、入居と同時にモノを減らし、数少ない引っ越し荷物で住み始め、その後も簡素な持ち物で生活する術を確立したために、家の中は洗練されたものしかなく、いつもきれいに整っています。

大きな収納家具を持たず、厳選された持ち物で生活するだけで、家の中はいつも整理整頓されています。


家の使い方を学ぼう

寝室、リビング、ダイニングと、居室にはそれぞれ目的があります。

ところが多くの家庭を訪問してみると、どの部屋もただ名称だけが異なっていて、使い方が似たり寄ったり、という家の使い方をしている方が少なくありません。

リビングで昼寝したり食事したり、寝室でお茶したりテレビを観たり、ダイニングでくつろいでいたり。

せっかく部屋を作ったのであれば、その部屋に応じた使い方をしましょう。そうすることで、一つのモノを複数の部屋に備える必要がなくなります。


家を変えるのではなく、自分を変えるという意識を持とう

家が変わっても生活は変わりません。変わらなければならないのは自分です。

きちんと片付けること、お庭を管理すること、お料理上手になること。

それらはどれも、家に依存しているのではなく、自分のスキルに基づきます。どうすれば自分のスキルが向上するのでしょうか。

それは、家を建てる前から始められることではないでしょうか。

数年のうちに家づくりをしよう、と考えているなら、いまから新しい家にふさわしいライフスタイルを身に着けるように心掛けてみましょう。生活がスマートでスタイリッシュになるほど、家づくりに求めるファクターも変わってきます。


「家」に対する理想ばかりを追いかけて、「自分」という現実を見過ごさないようにしましょう。

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(東京都 / 建築プロデューサー)
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平均年収の方でも建てられる100年住宅を

高級輸入住宅の敏腕営業担当として『ツーバイフォーの鬼』と呼ばれる営業成績を残しつつも、必ずしも家が大切に残されないことや幸せに直結しないことに疑問を抱き、独立後、十数回にも及ぶ欧米住宅研究旅行を実施。国産無垢材ティンバーの大空間を実現。

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