社名、店名、商品名と商標権の話 - 独立開業全般 - 専門家プロファイル

中山おさひろ
東京都
起業コンサルタント

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閲覧数順 2016年12月07日更新

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社名、店名、商品名と商標権の話

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 商品名や店名で使う名称は、商標権が絡むため難しい問題です。起業する8割以上の人は、名称の商標権に関してほとんど注意を払うことなく命名しています。中には、開業した後で他社の商標を侵害していることの指摘を受け、名称の変更を迫られることがあります。

 商標登録に関して簡単に説明します。まず、自分の店名などで登録しようか悩んでいる人。申請の作成に時間がかかります。弁理士に依頼などしますと、10万円以上はかかります。また、登録とその維持費として1区分37600円かかります。決して、安くはありません。

 次に、自分の店名や商品名が、後から商標登録した会社から訴えられた場合、商標法によって先使用権は認められています。ただ、広く知られる名称でなければいけません。その名称が使われている証拠となるものも必要です。既に登録されている名称と同じ名称を付けて営業していますと、当然訴えられます。

名称によっては、逃げ道もあります。この辺の事情はよく認識した上で開業しないと、店名変更の必要が生じて多額の損失につながります。下手をしますと、廃業することになるようなケースもあります。商標権は広く認められた法律ですから、甘くみないことです。

店名や商品名は、お店の看板ですから安易に考えてつけるのは問題です。他にはあまりない名称で、お客さんには覚えられやすい名称。一度聞いたら忘れなれない名称などは最高ですが、おいそれと間単には考えられないのが名称です。ここでも、起業家のビジネスに対する使命感がキーになります。

【一言】
 商標を登録する基準は、登録に見合った収益が見込めることです。起業準備を進めている人の中には、開業に合わせて直ぐ登録を考えている人もいます。登録する商品に関して、売れるかどうかは心もとない状態でも、「まずは登録していると安心」の弁理士事務所の広告文に乗っかっていると思われます。あまりここでお金を掛けますと、開業資金はいくらでもかかります。商標登録したために資金ショートでは、笑うに笑えません。
 

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