■消費税5%の請負契約は9月30日まで
いよいよ8月。
ここ数日はゲリラ豪雨もあったが、真夏はこれからが本番である。
さて、注文住宅にかかる消費税。
今年の9月末までに契約すれば5%の対象だ。
HMや建築業者はこの8月、9月が勝負月だろう。
この消費増税に先立ち、住宅展示場などでは来場者も以前よりは多くなっている。
住宅建築の場合、経過措置として9月30日までの契約は5%対象、10月からは8%となる。
ただ、10月に契約をしても来年の3月までに引渡が可能であれば現行の税率となる。
しかしながら、来年の3月までに完成するにはかなりの無理がある。
そのため、契約を9月末にすれば、引渡が来年4月以降でも現行税率の5%としたわけだ。
この時期、増税後のローン減税や住宅支援策も発表されたが、
いつ契約したほうがいいのだろうか?
ローン減税は借り入れ者の収入によって異なるので、それぞれのケースを検討する必要がある。
また、支援策は現金支給でいわゆるバラマキ。
こちらも収入に応じての話のため、一概に損得勘定は出来にくい。
こうした背景を踏まえて、注文住宅の契約は9月が1つの区切りになりそうだ。
今後は設計や見積が適切かどうか?契約書の内容は問題ないか?など、
不安材料はつきない。
そうしたときには、やはり専門家の意見を聞かれてはと思う。
HMや業者は契約するのは「今でしょう!」と声をそろえて言うだろう…
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■アネシスプランニング(株)
電話:03-6202-7622
このコラムの執筆専門家
- 寺岡 孝
- (東京都 / お金と住まいの専門家)
- アネシスプランニング株式会社 代表取締役
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