◆詰め替えって…、エコ？

ライフオーガナイザー+インテリアコンサルタントの石井純子です。

ライフオーガナイズは、インテリア以前の「くらしの土台」作り。

空間だけでなく、考え方や時間の使い方など、生活そのものを整理して見直すことなのです。

このところ、シャンプーやリンス、洗濯用の洗剤に柔軟剤、ハンドソープにボディソープ。

その他いろいろと、詰め替え用が売られています。

ゴミが少なくなる、だからエコ。

のような謳い文句が書かれていますが、本当にエコなのかな？とやや疑問。

本体よりも詰め替えの方が少し容量が少なかったり、詰め替えのパックって、液切れが良くないような気もします。

まだ残ってるよ…、とケチな私は思うこともしばしば。

時には、詰め替えパックよりも、本体の方が安いこともあって、エコよりもお財布状況を優先してしまうこともあります…。

それに、同じ商品でも知らない間にマイナーチェンジ（？）されていることもありますね。

抗菌力アップ！とか洗浄力アップ！というキーワードが付け加えられていたり、パッケージが変わっていて改良された気配が感じられることも。

実は私が使っている洗濯用洗剤は、知らぬ間に『すすぎ1回タイプ』になっていました！！

そして、詰め替えパックの裏面には、「必ず同じ商品の本体に詰め替えてください」と注意書きがありますね。

改良前の本体の容器に、改良後の中身を入れても良いのだろうか…。

そう思う方はいませんか？

何よりも、一番に思うことは、本体の形状が詰め替えに適していないのでは？と思うこと。

詰め替えの商品の注ぎ口は手で切りやすかったり、ガイドがあって液がまっすぐに流れやすかったり、メーカーさんの工夫も感じられます。

でも、本体側のデザイン！

安定感が悪くて、手で押さえないと注いでいる途中で、容器が倒れますよ。

詰め替えて、同じ商品を長く使ってもらいたいと思うなら、ぜひもう一工夫！

私はこういった類の詰め替えは、洗面台ですることが多いのですが、洗面化粧台の洗面ボウルも、商品によっては平らな面がなく、安定感の悪さに拍車を掛けることもあるのです。

これは設備メーカーさんにも考慮してほしいところ。

身の回りの洗剤などは、見た目を考慮して、容器を揃えている方も多いですね。

統一感があってスッキリしますが、区別が付きにくくて間違えてしまうトラブルもあります。

ご自身やご家族の使いやすさをよく検討して、容器も選びましょう。

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