- 下枝 三知与
- NPO法人健康福祉実践協会(理事)CST コミュニケーションサポートチーム(代表)
- ビジネススキル講師/カウンセラー
対象:ビジネススキル研修
世の中に多くの○○コンサルタントと名乗られる方がいらっしゃいます。
コンサルタントを英和辞典でひも解くと「相談を受ける人」、(専門的意見、助言を与える)「顧問」とあります。
つまり専門的立場から「相手の課題解決の為」に助言や意見をすることで、生業を立てている方々です。
多くの悩みを抱える人がいる現代社会には、その必要性が求められるだけにいろいろな分野のコンサルタントが増えてきています。
ではコンサルタントとなる条件は専門知識だけでしょうか・・・?
実はコンサルティングをする前に、カウンセリングの必要性があります。
コンサルタントの「話を聴く」ことも期待していますが、実は、課題を抱えている人「クライアント」は本当は「聴いてもらいたい」はずです。
おそらく順調なコンサルタント業をなさっている方は、よく聴いていらっしゃると思います。つまりコンサルティングには「カウンセリング」スキルも必要なのです。
「相手にどれくらい話させるか」「相手の本音は何か」「本当のニーズは?」「目標は?」これをまず引き出さなければ課題解決には至らないですね。
そんなのは当たり前!ですが・・・
もう一つ、どんなクライアントでもその人格を否定しないこと
これはカウンセリングの基本中の基本ですが、この点はどのようにお考えでしょうか?これに気づかないコンサルタントの方も多いようです。
専門知識があり、実績もあり、収入もついてくる、そうなるとつい人は勘違いしてしまうものです。
コンサルティングは形のない結果を出す、一種のサービス業です。
である以上、CSを抜きにはできないでしょう。
どんな業種でも、どんな会社でも、どんな人でも「クライアント」です。
自説に自信があっても、クライアントに拒否されてしまったら・・・
拒否される理由が何かしらあるのでしょう。
それはそれで受け止めるしかありません。
受け入れない相手を非難するのは少し違うかもしれませんね。
コンサルタント料を支払って、まるでできの悪い子供のようにあつかわれてしまうとしたら・・・あり得ない話です・・・
どんな人も、どんな立場の人でも、日々自己研鑽、我を振り返ることが大切ですね
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