世界が見る日本とあなたが知る日本との差 〜 4倍速マーケティング #22 - Webマーケティング全般 - 専門家プロファイル

谷口 浩一
株式会社チームデルタ 代表取締役
千葉県
Webプロデューサー
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世界が見る日本とあなたが知る日本との差 〜 4倍速マーケティング #22

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つい先日、みなさんもご存知のように
スペインで起きた高速鉄道「アルビア」
の脱線事故は死者80人を超える大惨事
となってしまいましたが、その少し前
同じ日本の鉄道においては、とても心
暖まる出来事がありました。


JR京浜東北線「南浦和駅」で7月22
日午前9時15分ごろ、電車とホームの
間に足を挟まれた女性を、乗客と駅員
が協力し、車両を押し傾けて救出した
というニュース。
(2013年7月22日 読売新聞)


みなさんの記憶にも新しいところだと
思います。


居合わせた乗客らによると、ホームに
「人が挟まれました」というアナウン
スが入り、それを聞いた乗客が自主的
に電車から降りて、車両を押していた
駅員の作業を手伝ったということです。

足を挟まれた女性には大きなケガもな
かったとのことで、この救出劇は新聞
の片隅に、他の記事とともに普通に掲
載されました。

 

が、、、海外のメディアはこの事件を
驚愕と称賛をもって報じ始めたのでし
た。


その一部を紹介します。


「日本から素晴らしいニュースです。
 生死に関わる状況で、駅員と乗客
 が冷静に協力。
 おそらく、日本だけで起こりうる
 こと。」
 (米CNNテレビ)
 
 ーーー
 
 「(駅員や乗客が)集団で、英雄
  的な行動を示した」
 (英ガーディアン紙)
 
 ーーー
 
 「イタリア人だったら眺めるだけだろう」
 (イタリアコリエーレ・デラ・セラ紙)
 
 ーーー
 
 「中国で同様の事故が起きれば、大多数
  の人はやじ馬見物するだけだ」
 (香港フェニックステレビ)

 ーーー
 
 「どうしてこんなに迅速に乗客が団結で
  きたのだろうか。
  他人の命に対して、我々ロシア人も無
  関心であってはならない。」
 (ロシアコムソモリスカヤ・プラウダ)

 ーーー
 
 「日本の人々が生来の結束力を余すとこ
  ろなく示し、困っている人に助けの手
  をさしのべた、素晴らしいニュース」

 
 「日本がまた世界を驚かせた」
 「とっさにこのような行動ができる日本
  人は、どのような教育を受けているのか」
 (タイニュースチャンネルTNN)(Facebook)

 


いかがでしょうか。

ただ、僕は、こうした各国の報道を読
んでちょっとした違和感を覚えました。
というか逆に驚かされています。

 

この現場に居合わせた自分を想像して
みてください。
おそらく、みなさんも、このホームに
実際に居合わせた乗客と同じ行動をと
っただろうと思いませんか?

日本人の多くがそうしたはずです。


因みに、『また・・』とは、東日本大
震災が起きて間もない頃の現地の状況
を指します。

3.11では、未曾有の災禍の中、現地で
は暴動や略奪一つ起きることなく、
秩序を失うことなく助け合う日本を海
外のメイディアが驚嘆と称賛をもって
伝えたことも、みなさんの記憶に新し
いところだと思います。


「義を見てせざるは勇無きなり」
(人として行うべき正義と知りながら
それをしないことは、勇気が無いのと
同じことである)

と言うほどに大袈裟なことではなく、
日本人の僕らにとって、こうした行動
は何も特別なことではないですよね。

ホームに居合わせた多くの人たちが
とった行動は僕ら日本人には至極まっ
とうなこととして僕らには映ったはず
です。

でも、この見かた、視点は世界共通で
は決してないことを、こうして海外メ
ディアから知らさせることがよくあり
ます。

僕らは日本人でありながら、世界の中
でのポジション、世界からの評価を知
る機会は案外少ないのかもしれません。


サラリーマン時代、こんなことを現地
で言われたことがあります。

 『イラク、イラン両国ともに友好
  な関係を築いているのは日本だ
  けだ。
  だから、日本人にしかできない
  ことがたくさんある。』


観光目的であれば、最もたくさんの
国に査証(ビザ)なしで入国できる
国の1つであることも、ある側面か
らの日本への評価です。
(だから裏の世界では、こうした日
 本人の特権を得るために日本のパ
 スポートが高額で取引されるとの
 ことです)

戦後の日本は、アメリカを中心とし
た統治国の都合に基づいた WGIP
(War Guilt Information Program
侵略戦争を犯した罪悪感を植え付け
謝罪と償いを追求するための占領
政策)に縛られ続け、今だに一部の
アジアの国からは不当な要求を突き
つけられていますが、既に海外の目
海外からの評価は、必ずしもこうし
た国や僕ら自身が感じる日本と一致
しません。


僕ら日本人は、国内メディアの偏っ
た報道や国際ルールに沿わない政策
を推し進める国ばかり意識していて
は、正しい判断と日本人の誇りを見
失いかねません。


海外のメディアは、3.11や今回のよ
うな事件における日本人を評価する時、

よく、

「忍耐、信義、礼節、武士道、道徳」

といった表現を使います。

今回の救出劇のようなとっさの行動に
宿る日本人の本質が、時にこうして海
外から逆輸入されたような表現で伝え
られます。


今、日本でこうした言葉が使われるこ
とはほとんどありません。
いえ、あえて使わないようにしている
ようにも見えます。

むしろ海外の人々のほうが積極的に僕
ら日本人や日本人の行動をこうした言
葉で表現することが多いようです。

海外の人々は、僕ら自身が感じている
日本とは異なった視点を持っているこ
とが多いようです。
僕らはその事実を知り、足元を見つめ
なおすとともに、より広い外から日本
を見てみる必要があります。


時に、日本人である僕ら自身が、日本
人や日本の立場、世界の中で果たすべ
き役割、その責任について考えてみる
ことが、ようやく微かな明るさが見え
始めた日本の経済や日本の未来に力を
与える機会になるんじゃないかと思っ
たりします。


学校が休みになり、子供たちには楽し
い夏休みが始まりましたが、僕らには
まだまだ厳しいこの季節。

みなさんには体調管理に充分にお気遣
いいただき、この夏を乗り切っていた
だきたいと思います。

 

今回も長い文章を最後までお読みいた
だきありがとうございました。

 

さぁ、今日からまたハッピーワーキング
でまいりましょう。

 

毎日がみなさんにとって実り多き一日
でありますように。

 

チームデルタ
谷口浩一

 

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