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木と漆喰の家　木工のはなし

長命住宅 2013-07-27 09:40

木と漆喰の家　木のはなし・木工のはなし

木工においては、古民家に学ぶことがたくさんあります。

古民家というよりは伝統構法といったほうがわかりやすいかもしれません。

実際に、伝統構法で建築することはむずかしいので、

現代でも取り入れることができる範囲で特徴をあげれば、

材の径が長く、バランスよく、必要以上に大きいものを使用している

仕口・継手が精巧で伝統的に受け継がれてきた工法を使っている

使用箇所ごとに適した材が使われており、吟味されている

ことだと思います。

そして、

シンプルで普遍的な美しさをもっている、

これが住宅が時代や流行を超えていくための最大要素であり、

長命になるための基本だと思います。

架構の美しさは日本建築ならではのものです。

木と漆喰、土と紙でできた家は日本人のＤＮＡに組み込まれた

ようなもの。

普遍的な「安寧」をもたらすもの家かも知れません。

伝統的な仕口と継ぎ手を使った住まいの上棟をご覧いただきたいと

思います。

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