- 辻 良史
- 筑波大学発ベンチャー(株)サイバー・ヨガ研究所 代表取締役
- 東京都
- 博士(体育科学)
火の呼吸で一生負けない脳をつくる無敗脳ヨガ道場の辻です。
「呼吸」という活動は、延髄の呼吸中枢によって生命維持の為に自動的に行われています。
それに対し、ヨガの呼吸法や、笑いなどは、大脳が中心となってコントロールされます。
つまり、呼吸活動は、脳の二つの部位からの二重支配を受けています。
そして、近年の科学的研究により、自発的にヨガのゆったりした呼吸などで、
吐く息を長くすることで副交感神経の活動が高まることが分かってきました。
そういった影響から、メンタルコントロール目的に様々な武道や心身開発法に取り入れられるようになってきました。
しかし、「心臓血管系システム」の特性上、人によってリラックスに最適な呼吸サイクルは異なることが明らかになってきました。
ですので、一律的な呼吸法の全体練習では、各個人に最適な呼吸法は習得不可能ということを意味しています。
1分間に4.5回~6.5回の呼吸ペースが副交感神経の働きを強めてくれることは明らかですが、
この間で人によってバラツキがあるということです。
そして、どの呼吸サイクルが自分にとって最もリラクセーションの効果を高めてくれるかを調べるには、
専用の機材とソフトが必要になってきます。
同時に、様々な要因から最適な呼吸サイクルを割り出すための指導者の分析能力が問われます。
こういった呼吸の最適化プロファイルは、アメリカのクリニックでは普通に導入されています。
最適な呼吸サイクルを知ることで、ヨガのレッスンや修行、その他、睡眠中の副交感神経の活動が高まることが分かってきました。
この理由として、様々な要因があるのですが、簡単にいいますと、
心拍や血圧を制御しているシステムを中心に心臓血管系のシステムの感度が増し、呼吸効率が高まることで起こってきます。
呼吸効率が高まるということはそれだけ疲れにくい身体、または疲労回復が早い身体と推測されます。
実際、アメリカの陸上選手は高地トレーニングからこの呼吸最適化トレーニングに移行してきています。
この最新の『呼吸最適化プロファイル』を当スタジオではいち早く8月から新サービスとして開始させていただきます。
使用するマシーンやソフトはACミランや海外のオリンピックチームでも採用されている「Thought Technology社」の高性能マシーンとソフトを使用します。
マシーンはピンからキリまで存在しますが、高額なマシーンの場合、抽出できる生体情報の感度が全く異なってきます。
ですので、どのマシーンとソフトを使用しているかがとても重要な意味をなしてきます。
下記のような方々に『呼吸最適化プロファイル』はオススメです!
✔さらにリラクセーション効果を高めたいヨガ実習者
✔武道修行をされている方
✔座禅を日課とされている方
✔スタミナを改善したいスポーツ選手
✔疲労回復を早めたいビジネスマン
この機会にご自身の最適な呼吸リズムを知っていただき、
効率的なリラクセーション、疲労回復、スタミナ向上を体感していただきたいと思っております。
プログラムの詳細は追ってご連絡させていただきます。
さらにこのプロファイルのメカニズムについて知りたい方は『心拍変動バイオフィードバック 』のページをご覧ください。
本日も最後までお付き合い頂き、ありがとうございます。
東京都 港区 田町【無敗脳ヨガ道場】辻でした。
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